ProfileManager.ApplicationName プロパティ
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)

/** @property */ public static String get_ApplicationName () /** @property */ public static void set_ApplicationName (String value)
public static function get ApplicationName () : String public static function set ApplicationName (value : String)
プロファイル情報を格納および取得するアプリケーションの名前。

ProfileManager は、異なるアプリケーションにプロファイル情報を関連付けるために、ApplicationName プロパティを使用します。これを使用すると、複数のアプリケーションが同じデータベースを使用してユーザー情報を格納でき、ユーザーの重複による競合は発生しません。ApplicationName プロパティに同じ値を指定することにより、複数の ASP.NET アプリケーションが同じユーザー データベースを使用できます。ApplicationName プロパティは、プログラムによって設定することも、Web アプリケーションの構成ファイルで applicationName 属性で宣言することによって設定することもできます。
Web アプリケーションの構成ファイルに applicationName 属性の値が指定されていない場合、.NET Framework で含められたプロファイル プロバイダでは、ASP.NET アプリケーションに対して ApplicationVirtualPath プロパティ値を使用します。非 ASP.NET アプリケーションの場合は、既定値はファイル拡張子のない ModuleName プロパティの値になります。
ApplicationName プロパティは、既定のプロファイル プロバイダの SettingsProvider.ApplicationName プロパティを公開します。既定のプロファイル プロバイダは、profile 構成要素の defaultProvider 属性を使用して指定します。ユーザー プロファイルに、既定のプロバイダ以外のプロファイル プロバイダによって管理されるプロパティが存在する場合、それらのプロパティは異なるアプリケーション名を使用して設定される場合があります。既定のプロバイダ以外のプロファイル プロバイダのアプリケーション名にアクセスするには、Providers プロパティで目的のプロファイル プロバイダへの参照を取得し、プロバイダの ApplicationName プロパティに直接アクセスします。
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1 つの HttpApplication オブジェクトは、単一の既定プロファイル プロバイダのインスタンスを使用して、すべての要求に対するサービスを提供します。このため、同時に実行された複数の要求が ApplicationName プロパティ値を設定しようとする状況が生じる可能性があります。ApplicationName プロパティは、複数の書き込みに対してはスレッド セーフではありません。また、ApplicationName プロパティの値を変更すると、アプリケーションの複数のユーザーに対して、予期しない動作が発生する場合があります。やむを得ない場合を除き、ユーザーに ApplicationName プロパティの設定を許可するようなコードは作成しないことをお勧めします。ApplicationName プロパティの設定が必要なアプリケーションの例としては、複数のアプリケーションのプロファイル データを管理するための管理アプリケーションがあります。このようなアプリケーションは、Web アプリケーションではなく、シングルユーザー アプリケーションにしてください。 |

次に示す構成ファイルからの抜粋は、ASP.NET アプリケーションの Web.config ファイルにある system.web セクションの profile 要素の例です。この要素では、アプリケーションの既定プロファイル プロバイダを SqlProfileProvider インスタンスに設定し、ApplicationName を MyApplication に設定しています。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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