Pertec XL-40とは? わかりやすく解説

Pertec XL-40

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/20 15:35 UTC 版)

パーテック・コンピュータ」の記事における「Pertec XL-40」の解説

1977年導入されたPertec XL-40は、Pertec PCC-2100後継機である。XL-40は、TI-3000やAMD Am2900ビットスライス構成されカスタム16ビットプロセッサ最大512KBのオペレーティングメモリ、テープユニット、フロッピーハードディスク用の専用マスター対応DMAコントローラプリンタカードリーダ端末から構成される最大構成2つ異なるバージョンがあった。1つは T1600/T1800テープユニット(パーテック社製)4 台、フロッピーディスクユニット(IBMまたは パーテック社製)2台、D1400/D3400ハードディスクユニット(容量4.4, 8.8, 17.6 MBパーテック社またはケネディ社製)4 台を搭載していた。もう1つは、大容量ディスクユニット2台(容量70MBまで、ケネディ社またはNEC製)、ラインプリンタ1台(DataProducts LP600、LP1200、B300、Printronix P300、P600)、同軸ケーブル接続されたステーションプリンタ4台(Centronics)、カードリーダ1台(パーテック)、SDLC通信チャンネル4系統専用同軸端子30台(40x12文字Model 4141または80x25文字Model 4143)を搭載していた。 このシステムは主に、以前から人気のあったIBMのカードパンチや、MDS社やシンガー社などが製造したよりキーツーテープ・システムを置き換えるために、キーツーディスク操作使用されていた。基本的なキーツーディスク機能加えて、XLOSと呼ばれる独自のオペレーティング・システムは、データ・ジャーナリングを使用したオンライン・トランザクション処理を行うための索引編ファイル英語版操作対応していた。このシステムは、2つ異な方法プログラムされた。データ入力は、入力レコード形式指定した複数テーブル記述されオプション自動データ検証手順備えていた。索引編ファイル操作は、IDXおよびSEQファイル対応する特別なCOBOL方言プログラムされていた。 システムメンテナンス操作は、保護されスーパーバイザーモード実行された。システムは、オペレータ選択指定したバッチファイル使用することで、スーパーバイザーモードでのバッチ操作対応していた。オペレーティングシステムは、画面上の説明デフォルト選択を含む一連のプロンプトを介してユーザー対話式に操作する。XL-40は、ヨーロッパで西ドイツのトライアンフアドラー(ドイツ語版)社によってTA1540としても販売された。パーテック社は後にこの会社買収されることになる。

※この「Pertec XL-40」の解説は、「パーテック・コンピュータ」の解説の一部です。
「Pertec XL-40」を含む「パーテック・コンピュータ」の記事については、「パーテック・コンピュータ」の概要を参照ください。

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