Pertec/MITS 300
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/20 15:35 UTC 版)
「パーテック・コンピュータ」の記事における「Pertec/MITS 300」の解説
MITS 300は、1977年にパーテック社がMITSを買収した後の、最初の製品である。パーテック社は300/25と300/55を製造した。どちらも、1つのパッケージにハードウェアとソフトウェアの両方を含む統合システムだった。300/25はパーテック社製フロッピーディスクドライブを搭載し、300/55はそれにパーテック社の14インチハードディスク・DC-3000を追加した。システムは、MITS Altair 8800の第2世代・Altair 8800bと、ハードドライブコントローラ、MITSデータキーパーストレージシステムで構成されている。64キロバイトのDRAMを搭載したAltair 8800b、CRT端末、机からなる300/55ビジネスシステムは15,950ドルで販売された。システムは、ワープロ、在庫管理、会計などのビジネスアプリケーションで様々な処理を行うように設計されていた。このシステムは過熱しやすく、寿命が非常に短かった。 新システムでは、Altairフロッピーディスク、Altairラインプリンタ、テレタイプライター、Altair CRT端末などのMITS社の周辺機器を使用することができた。プリンタは60文字/秒、26行/分で印刷することができる双方向のMits/Altair C-700だった。
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