Office 14
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「Microsoft Office」の記事における「Office 14」の解説
詳細は「en:Microsoft Office 2010」および「en:Microsoft Office for Mac 2011」を参照 バージョン13は忌み数を考慮したため、バージョン14となった。 Office 2010 2010年6月17日発売。日本語版にのみアップグレード版も用意されている。また、初めて64ビットネイティブ版も登場した。Office Web Apps(現・Office Online)は、同年6月15日に提供された。 全製品に Fluent User Interface(リボン UI)が採用され、統一された操作性が提供されるようになった。ファイルメニューが改良され、履歴の参照や印刷プレビューなどの表示が以前よりもわかりやすくなっている。IME 2010 がOfficeの正規ユーザー(Office XP以降)に無償で提供されるようになった。化粧箱がWindows 7のパッケージと同様の素材・様式に改められた。このバージョンから、プリインストール製品の初回起動時にもインストールはされているがプロダクトキーの入力および、ライセンス認証が必須となった(ただし、Office 2000では初回起動時にはCDキーの入力が必要でユーザー登録は任意、前バージョンのOffice Personal 2007 with PowerPoint 2007ではPersonalは初回起動時にはライセンス認証済みとなっているが、PowerPointのみプロダクトキーの入力とライセンス認証が必要だったほか、Office Personal 2007 2年間ライセンス版でもプロダクトキーの入力とインターネットのみからのライセンス認証が必要だった)。日本以外の国でリリースされたOfficeにはすでにこの仕組みが導入されていたが、本バージョンから日本国内にも導入された。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}この措置は、その特殊なプロダクトキーをプロダクトキーを確認するソフトを用いて取り出すことや、レジストリのデジタルプロダクトIDの記述をコピーすることによって、無制限にインストールされてしまうという盲点を回避するための変更と思われる[要出典]。前述の通り前バージョンまでは、メーカーがプリインストール時に、ライセンス認証が不要な(インストールした時点でライセンス認証は完了していますと出る)特殊なプロダクトキーでインストールしていたため、初回起動時は使用許諾契約書の確認のみであった。再インストールの際は、前バージョンまでと同様製品版と同じようにDVDケースの裏に記載されたプロダクトキーを用いてインストールする必要があるため、前バージョンまでと同様ライセンス認証は必須。 Windows XPおよびVistaで利用可能な最後のバージョンである。 2020年10月13日限りでサポート終了している。 Office for Mac 2011 2010年10月27日発売。Office 2008 for Macと比べ動作速度が向上し、Office 2004 for Mac以来となるVBAが復活した。メール、個人情報管理(PIM)ソフトウェアはEntourageからOutlookに置き換えられた。この版よりWindows版と同様にアクティベーションが導入されたが、64ビットネイティブ版は提供されていない。 2015年2月10日の更新プログラム(Version14.4.8)でYosemite(OS X v10.10)に対応した。 2015年10月7日の更新プログラム(Version14.5.6)でEl Capitan(OS X v10.11)に対応した。 2016年1月12日にサポート終了予定だったが、Office 2016 for Macへの移行期間を確保するため、2017年10月10日まで延長された。最終サポートOSはmacOS Sierra(macOS v10.12.6)。
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