NICOLA
読み方:ニコラ
別名:NICOLA配列,NICOLA仕様
NICOLAとは、日本語入力コンソーシアムが策定した、親指シフトキーボードのキー配列の規格である。
NICOLAは、「親指シフト」と呼ばれるキー配列の改良版として策定された。日本語でよく使われる文字を使いやすい位置に配置することが重視されており、ホームポジションがある段だけで日本語文章の約63%を入力でき、その上の段も用いれば約90%の日本語が打てるという。かな入力であるため打鍵数もローマ字入力よりも少なくて済む。
今日では、親指シフトキーボード店頭で見かける機会は稀であるが、現在でも富士通などから発売されている。
参照リンク
NICOLA配列規格書
NICOLA 日本語入力コンソーシアム
キーボード: | メンブレン式キーボード メカニカルキーボード Natural Keyboard NICOLA PS/2キーボード QWERTY ローマ字入力 |
ニコラ
NICOLA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 16:26 UTC 版)
NICOLAは、日本語入力コンソーシアムが親指シフト規格のうち一部仕様を変更した規格である。 NICOLAの名称は「NIHONGO-NYURYOKU CONSORTIUM LAYOUT(日本語入力コンソーシアム配列)」の頭文字に由来する。NICOLA規格と親指シフト規格のどちらのキーボードでも、大抵は「親指シフトキーボード」と称されており、「NICOLAキーボード」とはあまり呼ばれない。 NICOLA規格と親指シフト規格は、規格の面で半濁音の入力法に相違がある。しかし実装としては、NICOLA規格と親指シフト規格の両方に対応するよう上位互換動作をする例が多く、親指シフト規格とNICOLA規格の差を意識する必要はほとんどない。現在発売されている親指シフトキーボードはすべてNICOLA規格と親指シフト規格の両方に準拠している。
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