NGC4486
名称:NGC4486(M87)
小分類:楕円銀河E1型
属する銀河群:おとめ座銀河団
属する星座:おとめ座
NGC4486(M87)は、現在知られている中で、最も重い銀河です。地球から約5900万光年離れた、おとめ座銀河団にあります。楕円銀河の表面の明るさは、中心から外に向かって規則的に減少、特別な模様はありません。NGC4486は、楕円銀河の中でも真円に近いタイプです。
1.見つけ方のポイントは?
全天で2番目に大きな星座おとめ座。5月の夜、1等星スピカを手がかりに星々をたどると、横に寝たY字型が現れます。そのおとめ座とかみのけ座との境界付近に密集している、おとめ座銀河団の中にNGC4486があります。明るさは9.6等級。東京での午後9時の南中は5月下旬です。
2.どのような特徴があるの?
NGC4486は楕円銀河の中でも、真円に近いタイプです。そして現在知られている銀河の中で、最も重い銀河です(銀河系の約3倍)。無数の球状星団が取り巻き、中心からジェット流が出ていることで知られています。
4.地球からはどれくらい離れているの?
5,900万光年離れています。
※参考文献:河島信樹・監修/三品隆司ほか編「スペース・アトラス」PHP研究所、小平桂一ほか編「平凡社版天文の事典」平凡社、浅田英夫「MY DATA 図鑑星空フィールド日記」山と溪谷社、国立天文台・編「理科年表」丸善、高倉達雄・監修「現代天文学小事典」講談社、山田卓「新訂ほしぞらの探訪」地人書館、古田俊正「天文/グラフィティ銀河」誠文堂新光社
Weblioに収録されているすべての辞書からNGC4486を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からNGC4486を検索
- NGC4486のページへのリンク