KC-代:1995 -
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「いすゞ・キュービック」の記事における「KC-代:1995 -」の解説
1995年(平成7年)、平成6年排出ガス規制 (KC-) 適合の際にもマイナーチェンジが実施された。更なる低床化に加え全高を下げた(標準的なツーステップ低床車の場合)ことにより天井が低くなり、側面窓は上辺が下げられさらに小さくなった。よってキュービック車体の売りであった「背高のっぽのバス」「立ったままでも車内からの景色が良く見える」という特徴が薄くなっている。ワンステップやノンステップ(KC-LV832系)の登場を見越して車体側面の構造自体が見直された。 また、ステアリングおよびメーターパネルを含む運転席周りのデザインが変更され、このモデルから衝撃吸収式ステアリングが採用された。従来はオプション扱いであった角型テールランプやフロントバンパー両端のコーナリングランプも標準装備となっている。 エンジンは8PE1-Sと8PE1-Nで、最高出力は285PS/2300rpmと240PS/2300rpmである。総排気量15201cc。 モデル末期にはワンステップ車もラインナップされた。そして前面窓側面の三角固定窓を廃し、ジャーニーKに近い曲面ガラス2枚窓を用いたモデルもオプションで加わり、東武バス、静岡鉄道(しずてつジャストライン)、仙台市交通局、伊丹市交通局、宇部市交通局などに導入された。最初に東武バスが導入したので「東武面(または東武顔)」とも呼ばれている。 型式は以下のとおり。 WB4.8mWB5.3mWE5.8mリーフツーステップ・リーフワンステップKC-LV380L KC-LV380N KC-LV380Q エアサスツーステップ・エアサスワンステップKC-LV280L KC-LV280N KC-LV280Q 標準仕様:フロント3面窓&オーバーラップ式ワイパー 福島交通。川崎鶴見臨港バスから移籍 KC-LV380L 3ドア車 京成バス KC-LV380N ジェイアールバス関東 KC-LV280Q 観光マスク 中4折車 奈良交通 KC-LV280Q(LED式行先表示器改造後) 3ドア車 東京ベイシティ交通 KC-LV380Q 山陽バス。後にLED式行先表示器に改造されている トップドア車東海バスオレンジシャトルKC-LV380L オプション仕様:フロント曲面ガラス2枚窓&パラレル式ワイパー(東武面) 東武面仕様 仙台市営バス KC-LV280N
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