JAXA宇宙飛行士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 02:14 UTC 版)
吾妻 滝生(あずま たきお) 声 - 乃村健次 宇宙飛行士。月の周回軌道を回った最初の日本人。家族以外には笑顔を見せないなど心情を表しにくい性格をしている。地球へ帰還する日々人と交代する形で日本人で2番目の月面着陸体験者となる。尤も、月面着陸でもおそらく最初の日本人になるであろうと周囲からは思われていたが、日々人が先に月面着陸要員に抜擢されたことで、周囲からは日々人に対して選抜結果に起因する嫉妬を抱いているのではないかと誤解されていた。実情は、常に重度の重圧と対峙してきた過去を背負っており、その辛さを痛感していた吾妻に対し、「日本人初」というプレッシャーから守るというブライアン・ジェイの計らいを酌み、月面着陸要員には重圧を気に留めない日々人を推輓した彼に同意したという背景がある。そして、彼自身も日々人の能力を認めており、彼からも尊敬されている。高校野球で甲子園に出場した実績があり、キャッチボールが日課となっている。妻と二人の子供がいる。妻の名前は香代子(声 - 小日向みわ)、息子は悌次郎(声 - 長田美雪)。 実写映画では登場せず、彼の代わりに星加が「死ぬ覚悟はあるか」と六太に問うた。 紫 三世(むらさき さんせい) 声 - 勝杏里 宇宙飛行士。目立ちたがりで、何かと騒がしい男性。大の悪戯好きでもあり、NASAでのあだ名は「ニンジャ」。六太には心の中で「カツオ君」(アニメ版では「いたずラッコ」)と呼ばれている。モヒカンのような特徴的な髪型をしている。JAXAの宇宙飛行士選抜の最終審査において吾妻、宮田アツシらと共に六太たちの面接官を務めた。いたずら好きは各所で発揮され、月面基地でも蜘蛛のおもちゃを使って、他の宇宙飛行士を怖がらせていた。宇宙飛行士としての実力は確かで、2027年に月面に立った三人目の日本人宇宙飛行士となる。 宮田 アツシ(みやた アツシ) 声 - 大羽武士 宇宙飛行士。淡々としており、あまり感情を表に出さない。JAXAの宇宙飛行士選抜の最終審査において吾妻、紫らと共に六太たちの面接官を務めた。 野淵(原作)/野口聡一(アニメ) 声 - 野口聡一(本人) / 演 - 六太と日々人が少年時代に講演を聴きに行ったJAXAの宇宙飛行士。後述のように、アニメ版では野口自身がアフレコを行っている。 実写映画では、六太と日々人とのスリーショット写真でのみ登場。
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