If or…
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/04 09:52 UTC 版)
| If or… | |
|---|---|
| 脚本 | 村上信五(関ジャニ∞) | 
| 初演日 | 2009年1月10日 | 
| 初演場所 |  日本 東京グローブ座 | 
| オリジナル言語 | 日本語 | 
| シリーズ | If or…(2009年) If or…II F〜M(2010年) If or…Ⅲ(2011年) If or…Ⅳ(2012年) If or…Ⅴ(2013年) If or…Ⅵ(2014年) If or…Ⅶ(2015年) If or…Ⅷ(2016年) If or…Ⅸ(2017年) If or…Ⅹ(2018年) If or…NEO(2020年) | 
| 主題 | もしも村上が○○だったら… | 
| ジャンル | 一人舞台 オムニバス舞台 | 
『If or…』(イフ オア)は、関ジャニ∞の村上信五が作・演出・出演全てをセルフプロデュースする一人舞台シリーズ[1][2]。2009年の初演以後、10周年を迎えた2018年まで毎年上演されていた[2]。2020年には、一夜限りの生配信公演として再演された[3]。
概要
本シリーズは、タイトル通り、「もしも村上が○○だったら…」という設定のもと、殺陣やダンスにコントなど様々なパフォーマンスなど、多彩なエンターテインメントの要素を用いて毎年新しい演目に挑戦、1人舞台の可能性の限界を超えようとしている意欲的な舞台[2][4]。
初演が決まった際に、村上は「誰でもこれまでたくさんのことを判断して選択してきたからこそ今がある。だから今を大事にしようって思う。今が一番いいかなって思う」とコメントした[1]。
シリーズ10周年である『-Ⅹ』の千秋楽をもって、通算公演回数300回を迎え、これをひとつの節目とし、充電期間をおくと発表した[2]。
『-Ⅹ』のみ、通販限定でDVD化がされている[5]。同作には、第1作から第9作までのダイジェスト映像も収録されている[5]。
2020年7月24日には『If or…NEO』が、『-Ⅹ』から約2年半の充電期間を経て、一夜限りの生配信公演として再演された[3]。同公演はシリーズ同様東京グローブ座で上演された[3]。
ほぼ全ての公演を東京公演は東京グローブ座、大阪公演はサンケイホールブリーゼ[注 1]で上演されている(※詳細は本項「#公演日程」を参照)。
『-Ⅹ』の翌年の2019年からは、本舞台タイトルの「If(もし)」が掛かった『もしも塾』と題した舞台を上演している[6]。同舞台も村上がプロデュースをしているが、事務所の後輩をメインとした舞台となっている[6]。
キャスト
公演日程
| 回 | 公演年 | 公演日程 | 公演会場 | 
|---|---|---|---|
| 初演 | 2009年 | 1月10日 - 25日 | 東京グローブ座(東京都) | 
| 1月28日 - 2月3日 | シアター・ドラマシティ(大阪府) | ||
| II | 2010年 | 2月5日 - 12日 | サンケイホールブリーゼ(大阪府) | 
| 2月16日 - 3月3日 | 東京グローブ座(東京都) | ||
| Ⅲ | 2011年 | 2月5日 - 11日 | サンケイホールブリーゼ(大阪府) | 
| 2月15日 - 3月2日 | 東京グローブ座(東京都) | ||
| Ⅳ | 2012年 | 2月4日 - 11日 | サンケイホールブリーゼ(大阪府) | 
| 2月17日 - 3月4日 | 東京グローブ座(東京都) | ||
| Ⅴ | 2013年 | 2月10日 - 17日 | サンケイホールブリーゼ(大阪府) | 
| 2月22日 - 3月10日 | 東京グローブ座(東京都) | ||
| Ⅵ | 2014年 | 3月9日 - 16日 | サンケイホールブリーゼ(大阪府) | 
| 3月21日 - 4月6日 | 東京グローブ座(東京都) | ||
| Ⅶ | 2015年 | 2月8日 - 16日 | サンケイホールブリーゼ(大阪府) | 
| 2月20日 - 3月8日 | 東京グローブ座(東京都) | ||
| Ⅷ | 2016年 | 2月21日 - 3月13日 | 東京グローブ座(東京都) | 
| 3月18日 - 23日 | サンケイホールブリーゼ(大阪府) | ||
| Ⅸ | 2017年 | 2月19日 - 26日 | サンケイホールブリーゼ(大阪府) | 
| 3月2日 - 20日 | 東京グローブ座(東京都) | ||
| Ⅹ | 2018年 | 2月18日 - 25日 | サンケイホールブリーゼ(大阪府) | 
| 3月1日 - 18日 | 東京グローブ座(東京都) | ||
| NEO | 2020年 | 7月24日 | 東京グローブ座(東京都) | 
公演内容
- 特記を除き全て出典[2]を参照。
- 主なコーナーのみ
If or… (初演)
- コーナー
-  
    - もしも村上が他のグループだったら
- もしも村上が歴史教師だったら 
      - ジャニーズネタで年号のゴロ合わせを披露。
 
- M1(ムラカミワン)グランプリ 
      - デビュー当時からの写真を対決させる。
 
- ピアノ生演奏 
      - 「戦場のメリークリスマス」を披露。
 
- もしも村上がグラビアアイドルだったら 
      - 映像。女装姿を披露。
 
 
If or…II F〜M
- コーナー
-  
    - 世にも奇妙な村上君(SE/パントマイム) 
      - パントマイムを特訓し披露。
 
- 世にも奇妙な村上君(うしろうしろ) 
      - 村上の背後(映像)で何かが起こる。
 
- Jの公式 
      - 前回の「歴史教師」に続く教師シリーズ。
 
- Story of If 
      - 1人3役を演じ上げる。
 
- If or ニュース JAPAN 
      - 映像。滝川クリステルに扮する。
 
 
- 世にも奇妙な村上君(SE/パントマイム) 
      
If or…III
- コーナー
-  
    - 戦場の穴 
      - 関ジャニ∞メンバーに扮して登場。映像も駆使。
 
- 大村上信五 
      - 大御所俳優村上。殺陣を披露。
 
- 国語教師 
      - 教師シリーズ第3弾。
 
- 葬式コント 
      - 村上が戦死?おかん村上によるダンス披露。
 
- プロフェッショナル If or の流儀 
      - 映像。縄文人村上の密着取材。
 
 
- 戦場の穴 
      
If or…IV
- コーナー
-  
    - ホストクラブ 
      - 相方ジーコとの出会い。一人芝居と歌を披露。
 
- アイドル 
      - 映像の中のジーコ、ADとのコラボレーション。
 
- おねえBAR 
      - 肉襦袢をまとい、巨女に扮した村上の一人芝居。
 
- アイドルセミナー 
      - 教師シリーズ第4弾。
 
 
- ホストクラブ 
      
If or…V
- コーナー
-  
    - 浪速コン 
      - 男女が出会うことを唯一赦される浪速コン。映像との掛け合い、ミュージカル、ゲームを展開。
 
- 掟山 
      - 上空に吊ったカメラでライブ合成。掟山の頂上を目指す。
 
- お弁当屋さん 
      - 恒例の教師が、ジャニーズのグループをお弁当に喩えて語る。
 
- 1人カーテンコール 
      - 主人公・爺・姫・王様。登場人物全4役に早着替えで次々と変わりカーテンコール。
 
 
- 浪速コン 
      
If or…VI
- コーナー
-  
    - おかんのアルバイト(コンパニオン) 
      - スクリーン映像とあわせて、あの人気女性ユニットのヒット曲を完璧に踊る
 
- おかんの料理 
      - 舞台上でパンケーキを焼き、息子とおとんに振る舞う
 
- ゆるりんピック 
      - ゆるキャラ【ごくもん】の着ぐるみをかぶり競技に挑戦。
 
- 授業参観 
      - 毎年恒例の教師シリーズ。グループ名を翻訳する語学の授業。
 
- ボスとの戦い、巨大ロボット 
      - 最後のボスとの戦いで、家族を守るため本当の自分の姿になるおかん。それは巨大ロボットだった。
 
 
- おかんのアルバイト(コンパニオン) 
      
If or…VII
- コーナー
-  
    - ミッションゲーム 
      - 宙づりの体勢で、風船割など日替わりのゲームに挑戦。
 
- 情報収集 
      - ピアニストに扮して、BARに潜入
 
- 教師 
      - 恒例の教師が、ジャニーズのグループを宇宙の惑星に喩えて語る。
 
- 潜入・そしてカーチェイス 
      - 清掃員に扮し敵のアジトに侵入。データを手に入れ、追っ手から逃れるべくカーチェイスを繰り広げる。
 
 
- ミッションゲーム 
      
If or…VIII
- 概要
- シリーズ第8作[22][23]。
- ブラジルのテレビクルーに密着されている、シンゴ・ムラカミ。なんと、この度ブラジルデビューが決定したのだ!このビッグニュースに、ビッグサプライズイベントとして7人もの応援が駆けつけてきた。華々しいデビューを飾るシンゴ・ムラカミ。その恩師への敬意も忘れず、会いに行くのだが、1人、部屋に帰ればセンチメンタルな表情を見せることもあるのである。
- コーナー
-  
    - キャラクターコレクション 
      - 歴代のイフオアシリーズに登場した人気キャラクター達による華麗なランウェイ。
 
- ブラジル ソロデビュー 
      - 観客の投票により、ブラジルソロデビュー楽曲を決定。
 
- 実演販売(ムラネット) 
      - 使い方に困ってしまうような珍商品を、独自のセールストークで売り込む!
 
- 教師 
      - 恒例の教師が、ジャニーズのグループをオーケストラの楽器に喩えて語る。今宵はどんなオーケストラが編成されるのか。
 
- サンバ! 
      - ホテルに戻り1人くつろぐ村上。そこに急なブラジルでの仕事の依頼が。エンディングにふさわしい華やかなサンバショー。
 
 
- キャラクターコレクション 
      
If or…IX
- コーナー
-  
    - イフスタグラム 
      - 信五ファンのキャラクター「のぶこ」が、信五のラジオや、イフスタグラムに更新された動画(スクリーン映像)を見て自室で1人ツッコミを展開。
 
- イフリンカップ開会式リハ 
      - とある市長が、支持率回復と次回選挙対策のため、市のゆるキャラ「タケオくん」に扮し、市の名物を紹介、さまざまな芸人ネタを披露しつつ、奮闘する。秘書の「竹中マキ子」も村上が演じる。
 
- エイトウォール 
      - 古代の衣装を身にまとった「シンゴス」。垂直にたてられた大きな石版に、指定された言葉を、自分の体と刀や骸骨などの小道具のみで表現。成功した者のみが手にする財宝はまさかの…!
 
- 教師 
      - おなじみのハゲヅラ+白衣で教師に扮するコーナー。ジャニーズ事務所の色々なグループを、今年は花言葉を用いて村上流の解釈を披露する。
 
- 信・五ジラ 
      - 全身ピンクの「信・五ジラ」。対するヒーロー「ステンレスマン」と戦うのだが、ステンレスマンのあまりの弱さに葛藤、ヒーローに華を持たせようと気を遣い、攻撃にダメージを食らったかのように演じてみせるのだった。
 
 
- イフスタグラム 
      
If or…X
If or…NEO
- 概要
- シリーズ特別編。有料無観客生配信公演[28]
- テーマは「今できることを、できる限りやってみよう」[28]。
- 配信視聴チケットで村上考案のアンケートを事前に実施し、投稿した人と舞台上の村上が画面越しに掛け合うなど臨場感のある空間を作る[3]。
脚注
注釈
- ^ 初演のみ、大阪公演はシアター・ドラマシティで上演。『-NEO』は配信公演のため大阪公演は無し。
- ^ シリーズ毎に役名等は変わる。
出典
- ^ a b c “関ジャニ村上 オレ流一人立ち”. デイリースポーツ. (2008年11月8日). オリジナルの2008年12月7日時点におけるアーカイブ。 2021年5月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g “関ジャニ∞村上信五、1人舞台300回公演達成で"充電期間"へ…再始動は? 東京オリンピック&紅白司会目指す <If or…Ⅹ / 囲み取材全文>”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2018年3月19日) 2021年5月6日閲覧。
- ^ a b c d “関ジャニ∞村上信五の一人舞台復活 新映像システム導入で"聖地"から生配信 <If or…NEO>”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2020年7月10日) 2021年5月6日閲覧。
- ^ a b “村上信五「一人芝居は素になったら終わり」『If or…VII』東京公演スタート!”. エンタステージ (2015年2月23日). 2021年5月6日閲覧。
- ^ a b 【通販限定商品】村上信五一人舞台「If or ・・・X」DVD特典映像トレーラー公開! | 関ジャニ∞ (エイト) / INFINITY RECORDS 公式サイト
- ^ “SUPER EIGHT バイオグラフィー 2009”. STARTO ENTERTAINMENT (2009年). 2025年4月4日閲覧。
- ^ “関ジャニ∞・村上 ジャニーズの金メダル狙う!”. スポーツ報知. (2010年2月17日). オリジナルの2010年11月14日時点におけるアーカイブ。 2023年6月4日閲覧。
- ^ “関ジャニ∞村上、ワンマンショーでクリステル”. サンケイスポーツ. (2010年2月17日). オリジナルの2010年2月24日時点におけるアーカイブ。 2022年8月7日閲覧。
- ^ “SUPER EIGHT バイオグラフィー 2010”. STARTO ENTERTAINMENT (2010年). 2025年4月4日閲覧。
- ^ “関ジャニ・村上 チョコ「誰もくれない」…1人舞台リハーサル”. スポーツ報知. (2011年2月25日). オリジナルの2011年12月1日時点におけるアーカイブ。 2021年5月6日閲覧。
- ^ “SUPER EIGHT バイオグラフィー 2011”. STARTO ENTERTAINMENT (2011年). 2025年4月4日閲覧。
- ^ “関ジャニ・村上、舞台稽古公開”. スポーツ報知. (2012年2月17日). オリジナルの2012年2月17日時点におけるアーカイブ。 2023年6月4日閲覧。
- ^ “公演概要”. The Globe Tokyo. 東京グローブ座 (2012年). 2012年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月6日閲覧。
- ^ “SUPER EIGHT バイオグラフィー 2012”. STARTO ENTERTAINMENT (2012年). 2025年4月4日閲覧。
- ^ “関ジャニ村上、女装に挑戦「気持ち悪い」”. 日刊スポーツ. (2013年2月22日) 2023年4月5日閲覧。
- ^ “公演概要”. The Globe Tokyo. 東京グローブ座 (2013年). 2013年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月6日閲覧。
- ^ “SUPER EIGHT バイオグラフィー 2013”. STARTO ENTERTAINMENT (2013年). 2025年4月4日閲覧。
- ^ “関ジャニ村上信五、一人芝居第6弾は“おかん” デビュー決定のジャニーズWESTに辛口エール”. エンタメOVO. 共同通信社 (2014年3月20日). 2021年5月6日閲覧。
- ^ “SUPER EIGHT バイオグラフィー 2014”. STARTO ENTERTAINMENT (2014年). 2025年4月4日閲覧。
- ^ “SUPER EIGHT バイオグラフィー 2015”. STARTO ENTERTAINMENT (2015年). 2025年4月4日閲覧。
- ^ “関ジャニ村上、一人舞台打ち上げ「初めておかんが褒めてくれた」”. スポーツ報知. (2016年3月24日). オリジナルの2016年4月7日時点におけるアーカイブ。 2021年5月6日閲覧。
- ^ “SUPER EIGHT バイオグラフィー 2016”. STARTO ENTERTAINMENT (2016年). 2025年4月4日閲覧。
- ^ “関ジャニ村上、次は「ベガスかポール」一人芝居270公演完走”. Sponichi Annex. (2017年3月21日) 2017年4月1日閲覧。
- ^ “SUPER EIGHT バイオグラフィー 2017”. STARTO ENTERTAINMENT (2017年). 2025年4月4日閲覧。
- ^ “SUPER EIGHT バイオグラフィー 2018”. STARTO ENTERTAINMENT (2018年). 2025年4月4日閲覧。
- ^ [通販限定商品] 村上信五 一人舞台「If or ・・・X」発売決定! | J Storm OFFICIAL SITE
- ^ a b 村上信五、一人芝居「If or…NEO」生配信に向けて「肩に力は入ってません」 - 音楽ナタリー
関連項目
外部リンク
- 公式サイト
- 配信ページ 
    - If or…NEO - Johnny's net オンライン
 
- 映像作品紹介ページ 
    - 村上信五「If or…X」【通販限定商品】 - Johnny's net
 
- YouTube
和平履行部隊
(If or… から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 13:51 UTC 版)
 
   和平履行部隊(わへいりこうぶたい、英:Implementation Force, IFOR)は、ボスニア・ヘルツェゴビナに展開していた平和維持部隊。1995年のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争終結のためのデイトン合意に基づき設置された。北大西洋条約機構(NATO)指揮下の多国籍部隊であり、非NATO参加国も含め32ヶ国が参加している。兵力は約6万名、強制力をもって武装勢力の兵力引き離しや和平合意の実施を行うものとされた。
国連安保理決議1031に基づいており、国際連合保護軍(UNPROFOR)の任務も引き継ぎ、活動期間は1995年12月-1996年12月までの1年間とされた。IFORは和平実施に成果を挙げ、1996年12月より引き続きNATO指揮下の平和安定化部隊(SFOR)に任務が引き継がれた。
If or… (初演)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 04:53 UTC 版)
「If or…」の記事における「If or… (初演)」の解説
概要 シリーズ第1作。 コーナー もしも村上が他のグループだったらKAT-TUN、嵐の衣裳などで登場。 もしも村上が歴史教師だったらジャニーズネタで年号のゴロ合わせを披露。 M1(ムラカミワン)グランプリデビュー当時からの写真を対決させる。 ピアノ生演奏「戦場のメリークリスマス」を披露。 もしも村上がグラビアアイドルだったら映像。女装姿を披露。
※この「If or… (初演)」の解説は、「If or…」の解説の一部です。
「If or… (初演)」を含む「If or…」の記事については、「If or…」の概要を参照ください。
- If or…のページへのリンク

 
                             
                    





















