ITクリエイターとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 16:41 UTC 版)
「山出潤一郎」の記事における「ITクリエイターとして」の解説
2012年、IPA(情報処理推進機構)が突出した人材を発掘するために実施している『未踏プロジェクト』に、WEB魚図鑑を汎用化するアイデアとして、当時大学院生だったスタッフの直江憲一らが執筆した『Webで画像を集約する図鑑作成プラットフォーム』が採択。その事業化をめざして、2013年3月に株式会社ズカンドットコムを設立。同年、KDDIのインキュベーションプログラム『ムゲンラボ』第5期に採択され、成果発表にあたるデモデイで、会場の投票で選ぶオーディエンス賞、グローバルクリエイト賞を受賞した。未踏の同期にグノシー、ムゲンラボの同期にアオイゼミ、スマオク、ベアテイル、自転車創業など。 投稿型の魚図鑑であるWEB魚図鑑は、1999年4月、ニフティサーブが開発した日本初の画像投稿掲示板パレットを、釣りフォーラムで運用する中で生まれた。当時、インターネットの普及期であると同時に、デジカメや携帯電話の普及期であったこともWEB魚図鑑の成長を後押しした。写真AI判定アプリ・魚みっけ(2014)は、WEB魚図鑑の数万点の写真データをAIの学習素材として作られた。 暗号資産c0ban(コバン)の開発で得られたブロックチェーンの知見を生かして、『WEBに健全な報酬系をもたらす』をテーマに暗号資産『ガレオン(Galleon)』の開発に取り組み、IPA(情報処理推進機構)『未踏アドバンス』の一次審査をパスしたものの、その後、暗号資産の信頼性をゆるがす事案が頻発する中で採択は見送られた。 2014年、エルピクセル株式会社との共同で、ライフサイエンス分野の論文集積プラットフォーム『ゼミログ』を開設。2015年、株式会社オモロキとの共同で4文字しか使えないコミュニケーションアプリ『ping』を開発・リリースした。 ただし、自らの意見と異なる意見については徹底的に排除するという性格をしており、これらのクリエイターとしての能力には疑問がつけられることもある。
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