中坪淳彦とは? わかりやすく解説

中坪淳彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/09 14:51 UTC 版)

中坪 淳彦
別名 Fish tone
出身地 日本
ジャンル
職業
担当楽器 シンセサイザーキーボード
活動期間 1982年 -
事務所 TTB studio
1993年 - )
I've/FUCTORY records
2000年 - 2005年
公式サイト 'fish tone' as Atsuhiko Nakatsubo Official site

中坪 淳彦(なかつぼ あつひこ)は、日本音楽家作曲家編曲家音楽プロデューサーリミキサーシンセサイザー奏者キーボーディスト

音楽制作レーベル「TTB studio」代表。Fish tone(フィシュ・トーン)というソロ・プロジェクト名義でも活動している。

概要

楽曲の多くはテクノエレクトロ・ポップを主体とし、パソコンゲーム音楽、アニメソングファッションショー舞台音楽国体などの様々な場で楽曲制作を行っている。

現在までに日本のメジャー・レーベルより計4枚のオリジナル・アルバムをリリース。また、キングレコードより発売された「verve-circle」シリーズを始めとするコンピレーション・アルバムにも多数楽曲を提供しており、世界各国のテクノ・トランス系のコンピレーション・アルバムにも参加している。

2000年から2005年までは、札幌市に本拠地を置く音楽制作集団「I've」に所属していた。

楽曲制作には1970~1980年代のアナログシンセサイザーを主として使用しており、PCソフトソフトシンセサイザーをほとんど使用しないのが最大の特徴[1]

同じくTTB studioに所属するモモイヒトミを始めとした他のアーティストのサウンド・プロデュースや楽曲提供、イベント・ライブへの参加など、活躍の場を広げている。

来歴

1982年、テクノ・エレクトロミュージックを中心とした音楽活動を開始。

1993年、従来の音楽活動とは別に、自身の楽曲制作の拠点としてインディーズの音楽レーベル「TTB studio」を設立。スタジオは自宅の一角に設けられた。

1999年、個人プロジェクト名として「Fish tone」という別名義での活動を開始。

2000年、音楽制作集団「I've」に参加し、数々の楽曲の作曲編曲リミックスを手掛ける。また、同時期に日本コロムビアより初のオリジナルアルバム「fish tone」を発売。

2001年、2枚目のオリジナルアルバム「KING JOE」を発売。

2005年、自身の音楽活動に専念すべくI'veを脱退。また、日本クラウンより3枚目のオリジナルアルバム「ノワイ・ユ」を発売。ゲストボーカルとしてI'veのMELLSHIHOが参加した。

2006年北海道苫小牧市にて行われた冬季国体のOPテーマ曲を担当。

2011年、4枚目のオリジナルアルバムとなる「SALON MUZIK」をFaith Traxレーベルからリリース。

作品

I've関連

作曲・編曲

編曲

リミックス

  • verge -Revive mix-/島みやえい子
  • Treating 2U -wrap up style-/MAKO
  • bite on the bullet -under mellow style-/MAKO
  • I pray to stop my cry -Nine ball mix-/MAKO
  • See You ~小さな永遠~ -Mixed up ver.-/MAKO
  • FUCK ME -Radio Activity mix-/SHIHO
  • 想い出は風の中で・・・ -Remix-/KOTOKO
  • Now and Heaven -KOTOKO ver.-/KOTOKO
  • 涙の誓い -the diving pledge of tears-/KOTOKO
  • Crossed Destiny -FISH中坪 Arrange-/KOTOKO
  • Face of Fact -Remix-/KOTOKO
  • 冬の雫 -White Summer Style-/KOTOKO
  • Undying Love -Remix-/KOTOKO
  • amethyst -Remix-/KOTOKO
  • Time rolls on... -FISH TONE mix-/YUCCO
  • Cross talk -Mixed up ver.-/詩月カオリ
  • Senecio -Album mix-/詩月カオリ

オリジナル作品

アルバム

  • fishtone(2000年11月18日)
  • KING JOE(2001年7月21日)
  • ノワイ・ユ(2005年5月25日)
  • SALON MUZIK(2011年10月12日)

セルフリミックスアルバム

  • REVIVE(2007年11月26日)
    • 1stアルバム「FISH TONE」のリマスタリング(正確には初期プロット段階)作品をセルフミックス。そのためタイトルも「REVIVE」という。

クラブイベント限定CD

  • 2006 SEPTEMBER(2006年9月)

下記2作は2007年9月のクラブイベント「Intersect Fractional. Vol.4 -AVSS 3rd Anniversary-」の会場にて発売。 iTunes Storeにて購入可能。

  • 【赤盤】2007 SEP
  • 【青盤】RIOT OF ELECTRON

脚注

出典

  1. ^ 中坪淳彦氏インタビュー”. IDA. 2014年1月2日閲覧。

外部リンク


中坪淳彦(なかつぼ あつひこ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/04 03:50 UTC 版)

「i've」の記事における「中坪淳彦(なかつぼ あつひこ)」の解説

サウンド・クリエイターとして2000年から参加

※この「中坪淳彦(なかつぼ あつひこ)」の解説は、「i've」の解説の一部です。
「中坪淳彦(なかつぼ あつひこ)」を含む「i've」の記事については、「i've」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「中坪淳彦」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「中坪淳彦」の関連用語

中坪淳彦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



中坪淳彦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの中坪淳彦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのi've (改訂履歴)、I've (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS