HyperJoyシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 03:32 UTC 版)
「JOYSOUND」の記事における「HyperJoyシリーズ」の解説
HyperJoy(ハイパージョイ:JS-30L、JS-30X、JS-30VL、JS-30VX) 1997年9月発売。アニメソングやマイナー曲の大量投下で人気を博す。2005年9月時点での曲数は約65,000曲で、BMB(当時)が運用するUGAに抜かれるまで業界最多であった。 この機種には前期モデルと後期モデルが存在し、前期モデル(JS-30LもしくはJS-30X)では背景動画を表示するためにDVDプレイヤー等が必要であったが、後期モデル(JS-30VLもしくはJS-30VX)は内蔵の大容量HDDの映像データを背景動画として表示している。 後述のXJ-30Vとともに、2012年9月でカラオケサービスを終了している。 CelebJoy(セレブジョイ:XJ-30V) 2001年9月発売。ナイト市場向けのモデル。ほとんどの機能はHyperJoyの後期モデルと同じである。 HyperJoy V2(ハイパージョイブイツー:JS-70、JS-70II) 2003年7月発売。HyperJoyの曲が全て選曲可能である。以下のV2専用曲も追加されており、専用曲はBB(ブロードバンド)対応機種をBB環境で利用する時のみ配信される。 「PVクリップ」(現在は「本人映像」に名称変更)、「ライブカラオケ」、さらにヴォーカル入りバージョンとして「PV」(現在は「本人歌唱映像」に名称変更)、「ライブ映像」楽曲が追加された。 「SHOW劇クリップ」「ア・カペラ」、スタジオ録音された「スゴオト(生音)」楽曲も追加されたが、2015年5月14日にすべて配信停止となっている。 ハモリではないヴォーカルが入った「うたいり」、パラパラダンス教則映像とボーカル入りで楽しめる「パラパラ振り付き・Original」(パラオケパラダイス)楽曲も追加された。 2003年度グッドデザイン賞受賞。2005年9月にはモデルチェンジしたJS-70IIが登場。後述のXJ-60とともに、2018年3月末で新譜配信サービス終了。 CelebJoy Hearts(セレブジョイハーツ:XJ-60) 2004年11月発売。HyperJoy V2をベースとしたナイト市場向けモデル。収録曲数はV2よりも若干少ない。 HyperJoy WAVE(ハイパージョイウェーブ:JS-W1) 2006年11月発売。HyperJoy V2の曲を全て選曲可能だが、WAVE専用曲も次第に増えている。2006年度グッドデザイン賞受賞。 最大の特徴として、カラオケSNS「うたスキ」に対応する。リアルタイムの全国採点「全国採点ONLINE」もシリーズで初めて導入している。新機能としてサビの部分しか知らない曲や、うろ覚えな曲などをお手本ボーカルがサポートしてくれる「ガイドボーカル入り」が、映像コンテンツとしてはアニメ映像を流す「アニメカラオケ」と「アニメ映像」、子供向けに「NHKみんなのうた映像」「おゆうぎカラオケ」が追加された。 曲数は2008年3月に90000曲を突破。月間配信曲数は1000曲以上で(「うたスキ」の「リアルタイムリクエスト」による上位200曲配信を含む)、2009年11月現在130000曲以上が配信されている。 周辺機器として用意された「セットトップボックス」を接続することにより、各種追加機能を利用できる。#周辺機器も参照。 JEWEL(ジュエル:XJ-J1) 2008年10月発売。HyperJoy WAVEをベースにしたナイト市場向けモデル。 収録曲数はWAVEよりも若干少ない。一部ではあるが「ガイドボーカル入り」「本人映像」「ライブカラオケ」「ライブ映像」「SHOW劇クリップ」楽曲も選曲可能。 顧客管理機能として、常連客の名前や誕生日・来店日などの情報を記録できる機能「VIP Room」、常連客や店舗スタッフの十八番を管理できる「十八番」機能を搭載。カラオケSNS「うたスキ」にも対応した。
※この「HyperJoyシリーズ」の解説は、「JOYSOUND」の解説の一部です。
「HyperJoyシリーズ」を含む「JOYSOUND」の記事については、「JOYSOUND」の概要を参照ください。
- HyperJoyシリーズのページへのリンク