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HEMS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 17:45 UTC 版)

「スマートグリッド」の記事における「HEMS」の解説

「スマートハウス」も参照 HEMS(ヘムス)は「Home Energy Management System」の略で、家庭内エネルギー管理システムのことを指す。一般家庭内にあって家電機器の電力消費量を表示したり、遠隔的に運転を制御する。 電力使用制限契約による遠隔制御 電力需要のピーク時に、電力機器の使用を一時的に減らす代わりに電力料金を下げる。 分散発電による売電の効率化とトラブル回避 事業所発電や個人宅での余剰電力の買取時円滑に「逆方向」の電力を流し、また位相や電圧を適正に維持するよう調整する。 電気自動車の充電・放電スケジューリング EVやPHVの充電を、電力事業者の発電電力量に余剰がある時間帯に行えるようスケジュールを組む。また、電気自動車から電力需要のピーク時に放電させる。 センサ・遠隔制御技術 一般住宅や事務所・工場等の需要家の電力消費を、スマートメーターに搭載したセンサネットワーク技術と遠隔制御技術を活用して監視し、負荷制御することで電力消費量の平準化と電圧・周波数の安定化を図る。例えば真夏の昼間に電力需要がピークとなれば、家庭のスマートメーターを経由した無線や有線による遠隔操作によって、クーラーの設定温度を短時間だけ2度ほど上げる。 充電技術 太陽光発電や風力発電のような発電電力が変動し制御できない発電装置では、個別の蓄電池に発電した電気を蓄えることによって外部に送出する電力量を一定にする、または必要なだけ放電するといった使用法が従来から用いられてきたが、スマートグリッドではこの考え方をさらに進めて、蓄電池の設置位置に関係なくグリッド内で全てを共通化すれば、発電した電気の実質的な蓄電可能量を増やすことができるとするものである。太陽光発電所や風力発電所ごと、配電網ごとや家庭・事業所ごとに、充電のためコンセントに接続された電気自動車等の蓄電池といった全てを連携して用いるためには、どこの電池に充電可能な空きがあるのかや、どの電池から放電すべきかなどを細かく制御する必要があり、センサ・遠隔制御技術も必要となる。

※この「HEMS」の解説は、「スマートグリッド」の解説の一部です。
「HEMS」を含む「スマートグリッド」の記事については、「スマートグリッド」の概要を参照ください。

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