digitaglam FOD VI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 08:45 UTC 版)
『digitaglam FOD VI』 | ||||
---|---|---|---|---|
FENCE OF DEFENSE の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | GESS CONBINATO STUDIO AOBADAI STUDIO MAGNET STUDIO STUDIO AVR |
|||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | Epic/Sony Records | |||
プロデュース | FENCE OF DEFENSE | |||
チャート最高順位 | ||||
|
||||
FENCE OF DEFENSE アルバム 年表 | ||||
|
『digitaglam FOD VI』(デジタグラム・エフオーディー・シックスス)は、1991年6月21日にリリースされたFENCE OF DEFENSE6枚目のアルバム。
解説
キャッチコピーは「地球と子宮の電子狂奏曲」。
メインタイトルの「digitaglam」とは「digital」と「glam」の合成語。デジタルビートに乗せた、グラムロックならではの耽美的な世界が横溢する実験作。当時最新鋭の機材であったシンクラビアを多用し、新境地を生み出した。現在でも西村麻聡が会心の作品と評価している。
このアルバムはトータル・コンセプトを持つ作品である事から、シングルがリリースされなかった(「Lies & Reason」のみ「時の河」カップリング曲としてシングルに収録)。また歌詞カードも極めてユニークなデザインとなっている。
山田が「グラウンド・ビート」という当時、日本で火が着きかけていたハウス・ミュージックのリズムを生ドラムで表現するなど、違った面が窺える。
本作品で初めてセルフカバー曲を収録。1st収録「PLASTIC AGE」を「PLASTIC AGE'90」としてセルフカバー。
収録曲
全編曲: FENCE OF DEFENSE。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「パラノイアの危険な入口」 | 西村麻聡 | 西村麻聡 | |
2. | 「digitaglam」 | 西村麻聡 | ||
3. | 「9.9.9」 | 西村麻聡 | 西村麻聡 | |
4. | 「PEACE LOVIN' MAN」 | FENCE OF DEFENSE、早咲めぐみ | FENCE OF DEFENSE | |
5. | 「ASIAN LUNCH」 | 西村麻聡 | ||
6. | 「BRAIN DANCE」 | 西村麻聡 | FENCE OF DEFENSE | |
7. | 「Deep Kiss」 | 西村麻聡 | 西村麻聡 | |
8. | 「Lies & Reason」 | 西村麻聡 | 西村麻聡 | |
9. | 「クロスロード・パズル」 | 北島健二 | ||
10. | 「知識のテロリズム」 | 西村麻聡 | ||
11. | 「無条件完全降伏」 | 北島健二 | FENCE OF DEFENSE | |
12. | 「「甘美」」 | 西村麻聡 | ||
13. | 「恋の独裁者」 | FENCE OF DEFENSE | 西村麻聡 | |
14. | 「出路」 | 西村麻聡 | ||
15. | 「PLASTIC AGE'90」 | 柳川英巳、FENCE OF DEFENSE | 西村麻聡 | |
合計時間:
|
楽曲解説
- パラノイアの危険な入口
- この楽曲のタイトルはキング・クリムゾン「21st Century Schizoid Man」の一節を邦訳したものでもある。歌詞自体はアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」収録曲の邦訳歌詞をランダムに組み合わせたものである。
- digitaglam
- 9.9.9
- ベストアルバム『BEST』にも収録されている。
- PEACE LOVIN' MAN
- ベストアルバム『GREAT FREAKERS BEST 〜FENCE OF DEFENSE 1987-2007〜』にも収録されている。
- ASIAN LUNCH
- BRAIN DANCE
- Deep Kiss
- リプロダクションアルバム「FENCE OF DEFENSE 20th Anniversary RE-PRODUCT 1987-1992』には新たにリミックスしたものが収録されている。
- Lies & Reason
- 後に11thシングル『時の河』のカップリング曲としてシングル・カットされている。
- クロスロード・パズル
- 知識のテロリズム
- 無条件完全降伏
- 「甘美」
- 恋の独裁者
- 色々な要素が取り入れられており、出だしと間奏[1]にヒトラーの演説、リフにレッド・ツェッペリン「移民の歌」を取り入れ、歌詞は山本リンダ「どうにもとまらない」をモチーフに作られている。
- 出路
- PLASTIC AGE'90
- 1stアルバム『FENCE OF DEFENSE』収録曲及び2ndシングル『NIGHTLESS GIRL」のカップリング曲のセルフカバー。メロディがラップっぽくなっており、さらに2番が「CHAIN REACTION」のAメロ+「BURN」のサビという編成になっている。ちなみにこの楽曲は、前年(1990年)のツアーの中で既に演奏されていた。この年は、通常のホールツアーではなく、全国のライブハウスを会場としたツアーを3度行っている。それぞれのツアーで、「既発表曲をアレンジし直してメドレー形式で演奏する」という試みがなされた。「PLASTIC AGE 90」は3度目のツアーで初披露された。「PLASTIC AGE」をベースとして、「BURN」「CHAIN REACTION」が盛り込まれている。
参加ミュージシャン
脚注
- ^ 間奏は1933年1月30日の首相就任演説の音源を使用している。
「digitaglam FOD VI」の例文・使い方・用例・文例
- そのカードの持ち主の何割がVISAカードをもっていますか。
- VISUACTは、お客様の多様な環境やニーズにも柔軟に対応し、さまざまな運用方法をご提供します。
- すぐに降参してしまうので侵入に対して立ち向かえない?VIパーリントン
- 遺伝的に第VIII因子が欠乏するために生じる血友病
- HiOVISという,光ファイバーケーブルを使った多チャンネル型放送と完全双方向CATVのシステムを研究する実験プロジェクト
- 「踊る大捜査線THE MOVIE 2―レインボーブリッジを封鎖せよ!」が特に人気で,実写の日本映画としてこれまでで最高の収益を得た。
- 交渉人 THE MOVIE
- 荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE
- それらの映画の1本である2003年に公開された「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」は,現在でも日本の実写映画の興行収入歴代1位である。
- 三井住友VISA太平洋マスターズの最終ラウンドが11月11日,静岡県御(ご)殿(てん)場(ば)市(し)にある太平洋クラブで行われた。
- その他にも尺(しゃく)八(はち)奏者の中村明(あき)一(かず)さん,シンガーソングライターでギタリストの雅-MIYAVI-などの日本人アーティストも出演した。
固有名詞の分類
- Digitaglam_FOD_VIのページへのリンク