DMR-BWTシリーズ
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2010年4月下旬発売。VIERA VT2シリーズ等の3D対応のテレビとHDMI接続することでブルーレイディスクに収録されたフルHDの3D映像を楽しむことができるBlu-ray 3Dディスク再生対応モデル。全機種デジタルダブルチューナー並びに「スカパー!HDハイビジョン録画」機能を搭載。 DMR-BWT3000 内蔵HDDは2TB(2000GB)。ツインHDMI出力(HDMI出力端子2系統)。i.LINK端子とUSB端子はそれぞれ前後面各1系統。無線LAN対応。 世界初のBlu-ray 3Dディスクの再生に対応したBDTシリーズのプレミアムモデル。2009年秋モデルのDMR-BW970同様、高音質コンデンサや金メッキ端子、「新リアルクロマプロセッサpius」・「階調ロスレスシステム」・「HDMI低クロックジッタシステム」・「シアターモード」・「192KHz/32Bit DAコンバーター」・「ハイファイオーディオ用ローノイズオペアンプ」・「真空管サウンド」・「セラミックインシュレーター」を搭載したほか、新たに巻き線に無酸素銅を使用した「OFC電源トランス」をBDレコーダーで初めて搭載。またパナソニック製のプロジェクターに搭載されていた技術をブルーレイ再生時に応用した「ディテール・クラリティ・プロセッサ for BD」を新搭載。フルハイビジョン映像をシーン毎に4つの周波数帯に分けて分析・最適処理を行うことにより、質感豊かな映像を再現することができる。 「新リアルクロマプロセッサpius」はハイビジョン画質だけでなく標準画質にも適用されインターレース素材の色の垂直解像度を通常より約2倍に向上したほか、オーバーシュートを抑えながら水平方向の色解像度を高めた。 リモコンは本体受信部に向けなくても操作できる無線方式を採用し、無線・赤外線の選択も可能。また要望が多かった数字キーを表面に出したレイアウトを採用した。 DMR-BWT2000 内蔵HDDは1TB(1000GB)。ツインHDMI出力(HDMI出力端子2系統)。i.LINK端子とUSB端子はそれぞれ前後面各1系統。無線LAN対応。 「新リアルクロマプロセッサ」はplusでなく従来のものを採用。背面の端子類の金メッキ処理もなされていない。リモコンは従来の「かんたんリモコン」。 DMR-BWT1000 内蔵HDDは750GB。同軸デジタル出力端子が省略されたり、HDMI出力端子は1系統、i.LINK端子やUSB端子の数も前面1系統のみになっている以外はDMR-BWT2000と同じ。なお750GBのHDD搭載ディーガは本機が最後となった(以後は「1〜3TB」・「500GB」計4通りのHDD容量区分へと変更)。
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