Blu-ray 3Dとは? わかりやすく解説

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Blu-ray 3D

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 09:06 UTC 版)

Blu-ray Disc」の記事における「Blu-ray 3D」の解説

Blu-ray 3Dは、2009年12月発表された、3D映像BD収録するためのハードウェアソフトウェア双方規格である。Blu-ray Disc Associationにより策定された。 規格としてH.264/MVC(マルチビュー符号化)を採用する従来サイド・バイ・サイド方式などとの互換性がないため、Blu-ray 3D 方式対応したプレーヤー/レコーダーが必要である。テレビとの間はフレームパッキング方式により伝送するため、その方式に対応した3D対応テレビ、そして伝送帯域従来より広がるため、HDMI1.4a以降対応(いわゆるHDMI 3D対応)のケーブル必要になる2010年4月23日にはパナソニックから対応BDレコーダーDMR-BWT100020003000)、BDプレーヤーDMP-BDT900)が発売された。 他社もこれに追従しシャープ2010年7月30日にBD-HDW70/700を発売しソニー2010年9月25日(BDZ-AX2000のみで、ほかのモデル10月22日)にBDZ-AX1000/2000、BDZ-AT300S/500/700/900を発売したソニーは全モデル3D対応)。東芝からは2010年8月下旬BDプレーヤーのSD-BDT1、2010年11月下旬レコーダーのRD-X10(RD-BR600・BZ700・BZ800はバージョンアップで対応)が発売された。 ブルーレイ録画再生、Blu-ray 3D対応テレビでは、2010年8月27日パナソニックがTH-P42/46RT2Bを発売した三菱電機はLCD-40/46/55MDR1を2010年10月21日発売したソニーはKDL-40/46/55HX80Rを2010年12月5日発売したソニー・コンピュータエンタテインメント2010年9月21日PlayStation 3システムソフトウェア更新にてBlu-ray 3Dに対応させた。 2017年販売低迷から3Dモニターおよび3Dテレビ新規製造各社中止2018年現在販売されている3D対応機種在庫品のみ。また、そのほとんどが4K対応テレビであり20万円から100万円という実売価格である。そのため、新規にBlu-ray 3D視聴環境整える事が困難となっている。なお、Oculus RiftHTC ViveWindows Mixed Reality代表されるバーチャルリアリティヘッドマウントディスプレイではBlu-ray 3Dの映像直接視聴することができない2019年現在、もっとも安価なBlu-ray 3D視聴環境は、3DプロジェクターもしくはPlaystation 4Playstation VR組み合わせだけである。前者映像投影する壁やスクリーンが必要であり、後者ヘッドマウントディスプレイをかぶることにより複数人視聴できないというデメリットがある。そのため、3D対応テレビのような手軽さはない。

※この「Blu-ray 3D」の解説は、「Blu-ray Disc」の解説の一部です。
「Blu-ray 3D」を含む「Blu-ray Disc」の記事については、「Blu-ray Disc」の概要を参照ください。

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