Cloud-Aerosol Lidar and Infrared Pathfinder Satellite Observationsとは? わかりやすく解説

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CALIPSO

(Cloud-Aerosol Lidar and Infrared Pathfinder Satellite Observations から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/04 05:43 UTC 版)

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CALIPSO
所属 NASA / CNES
主製造業者 アルカテル・スペース(主契約者)[1]
公式ページ CALIPSO
国際標識番号 2006-016A
カタログ番号 29108
設計寿命 4年 [1]
打上げ機 デルタII
打上げ日時 2006年4月28日
11:02:00(UTC) [2]
物理的特長
質量 560kg [1]
発生電力 231W [1]
軌道要素
軌道 太陽同期円軌道 [1]
近点高度 (hp) 687.0 km [2]
遠点高度 (ha) 689.0 km [2]
軌道傾斜角 (i) 98.2°[2]
軌道周期 (P) 98.5分 [2]
搭載機器 [1]
CALIOP 2波長偏光感知ライダー
IIR 画像用赤外放射計
WFC 高分解能広角カメラ
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CALIPSOCloud-Aerosol Lidar and Infrared Pathfinder Satellite Observations)はアメリカ航空宇宙局フランス国立宇宙研究センター共同による地球観測衛星

概要

打ち上げ前の様子。VAFB,SLC-2W。

カンヌ・マンドリュー宇宙センターにおいてPROTEUSバスをベースに製作され、2006年4月28日デルタIIによってCloudSatと共に打ち上げられた。CALIPSOに搭載されたリモートセンシング装置は常時地球のエアロゾルをモニターする。他のいくつかの衛星とA Trainを構成しており、特に15秒間隔で同地点の上空を通過するCloudSatのレーダーと連携観測が行われている。

観測機器

  • Cloud-Aerosol Lidar with Orthogonal Polarization (CALIOP) - LIDARNd:YAGレーザーにより発振した532nm、1064nmの2波長で観測を行い、雲とエアロゾルの高分解能鉛直方向分布を与える。
  • Wide Field Camera (WFC) - 気象学的解釈のため、高空間分解能画像を撮影するカメラ[1]。民生品であるBall AerospaceのアストロトラッカーカメラCT-633を改良したもの。Aquaの搭載機器であるMODISのバンド1とあわせるために選択された。
  • Imaging Infrared Radiometer (IIR)- 巻雲の放射率と粒径を検波する。

2009年2月、CALIPSOは予定通りバックアップ用のレーザーに切り替えた。最初のレーザーは3年に渡り使用されその役割を果たした。予備のレーザーは予想以上に機能し続けており、2009年6月にCALIPSOのミッション拡張が承認された[3]

関連項目

参考文献

  1. ^ a b c d e f g CALIPSO”. リモート・センシング技術センター. 2010年4月24日閲覧。
  2. ^ a b c d e CALIPSO”. National Space Science Data Center. 2010年4月24日閲覧。
  3. ^ CALIPSO - INSTRUMENT UPDATE”. NASA LARC. 2010年4月25日閲覧。

外部リンク


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