2017-18シーズン 連覇
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「ステフィン・カリー」の記事における「2017-18シーズン 連覇」の解説
2017年12月4日に行われたペリカンズ戦で通算3ポイント成功本数2000本を達成した。通算597試合での達成はレイ・アレンの824試合を227試合更新することになり、史上最速での2000本達成となった。この試合でカリーは31得点11アシストを記録しウォリアーズは125-115でペリカンズに勝利した。翌12月5日、前日行われたペリカンズ戦で負った足首の捻挫により少なくとも2週間離脱することが発表された。12月30日に行われたグリズリーズ戦で11試合ぶりに怪我から復帰した。チームが141-128で勝利したこの試合でカリーは38得点、シーズンハイとなる10本のスリーポイントを記録、これで1試合10本以上のスリーポイントを決めた試合が通算で9度目(史上最多)となった。更に2018年1月6日に行われたクリッパーズ戦では45得点を記録しチームを勝利に導くなど復帰からの5試合で平均35.2得点、FG%.574、3P%.532を記録する活躍を見せた。この活躍によってカリーは第12週の週間最優秀選手賞を受賞した。今回の受賞で通算11度目の週間最優秀選手賞となった。 2018年1月18日、2月18日にロサンゼルスのステイプルズ・センターで行われるNBAオールスターゲームへの出場が発表された。ファン投票でウェスタン・カンファレンス最多となる237万9494票を獲得したカリーは、チーム史上初となる5年連続でのオールスター出場となり、先発出場は3年連続になる。また、カンファレンス最多得票を獲得したカリーは、チームキャプテンとなり、今回のオールスターから行われるオールスタードラフト(両カンファレンスのキャプテンが得票数の多いキャプテンから順にオールスターに選ばれた、キャプテン以外の選手を指名し、自チームに加えていく。カンファレンスを越えて指名することが可能)で選手を指名する立場となる。 1月26日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦で25得点、9アシスト、5リバウンドを記録し、チームは126-113での勝利した。この試合でカリーはフランチャイズ史上5人目となる通算14000得点を達成した。他の4選手は、得点の多い順からウィルト・チェンバレン(17,783得点)、リック・バリー(16,447得点)、ポール・アリジン(16,266得点)、クリス・マリン(16,235得点)。1月27日に行われたボストン・セルティックス戦でシーズンハイとなる49得点を記録した。イースト首位のセルティックスとの首位対決は、カリーとセルティックスのエースのカイリー・アービングが点を取り合う、最後の最後までどちらが勝利するかわからない激戦となったが、ラスト1分42秒で13得点を記録する活躍を見せたカリー率いるウォリアーズが109-105で勝利した。1月29日、これらの活躍が認められ、シーズン第15週のウェスタンカンファレンス週間最優秀選手に選ばれた。カリーは第15週に行われた3試合で平均35.3得点、7.0アシスト、5.0リバウンド、1.7スティールを記録し、チームの3連勝に貢献した。今回の週間最優秀選手賞はカリーにとって今季2度目、キャリア通算12度目となった。更にウォリアーズにとっては、チームに所属する選手が同賞を受賞するのが今回で50回目となる節目の受賞となった。2月1日、平均29.5得点、6.7アシスト、5.1リバウンド、FG%.514、3P%.463を記録したパフォーマンスが認められ、1月のウェスタンカンファレンス月間最優秀選手に選ばれた。2月22日に行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦で今季3度目の40得点越えとなる44得点、10アシスト、6リバウンドを記録、この試合でカリーはシュートをFG14/19、3P8/11の確率で沈め、試合はウォリアーズが134-127で勝利した。3月2日に行われたアトランタ・ホークス戦で今季の3Pシュート成功本数200本に到達した。これにより1季の3Pシュート成功本数200本以上を6季達成したNBA史上初の選手となった。試合はカリーが28得点を記録し、ウォリアーズが114-109で勝利した。3月6日に行われたブルックリン・ネッツ戦で34得点、3P6本を記録、試合はウォリアーズが114-101で勝利した。またこの試合でカリーはフランチャイズ史上7人目となるFG成功数キャリア通算5000本に到達した。他の6人はウィルト・チェンバレン、リック・バリー、クリス・マリン、ポール・アリジン、ジェフ・マリンズ、ネイト・サーモンド。3月23日のアトランタ・ホークス戦で29得点、8リバウンドを記録したが、試合途中、左膝の負傷により途中退場した。3月24日、グレード2の左膝内側側副靱帯損傷により最低でも3週間の離脱になると発表された。ウォリアーズはレギュラーシーズンを58勝24敗で終了した。カリーが出場した試合は41勝10敗だったのに対し不出場だった試合では17勝14敗だった。 プレーオフ2回戦、対ニューオーリンズ・ペリカンズの第2戦で約6週間ぶりに怪我から復帰、ベンチからのスタートで28得点を記録し試合は121-116で勝利した。4年連続クリーブランド・キャバリアーズとのファイナルでは試合勘も取り戻して本領発揮。平均27.5得点、第2戦ではファイナルでの記録となる1試合9本の3ポイントシュートを決めた。
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