2002年4月に旧みずほ銀行とみずほコーポレート銀行が引き起こしたトラブルとは? わかりやすく解説

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2002年4月に旧みずほ銀行とみずほコーポレート銀行が引き起こしたトラブル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:52 UTC 版)

みずほ銀行」の記事における「2002年4月に旧みずほ銀行とみずほコーポレート銀行が引き起こしたトラブル」の解説

2002年平成14年4月1日合併再編(旧第一勧業銀行・旧富士銀行旧日興業銀行の3行を、リテールバンキング事業継承する旧みずほ銀行と、ホールセールバンキング事業継承するみずほコーポレート銀行の2行に再編)の当日から、合併再編前の3行のシステム連携するリレーコンピュータのバグにより、旧みずほ銀行みずほコーポレート銀行にて大規模なシステム障害発生し預金者や利用者大混乱来すこととなった旧みずほ銀行ATM停止通信エラー)が大半店舗断続的に発生前月にも旧第一勧銀店で小規模な停止発生していた)。 ATM現金預け入れ操作をすると取引未完了のまま(残高反映されず)となり、現金返却されないATM預金引き出し操作をすると、残高反映されているのに現金出金されずエラーとなる。 メインコンピュータおよび全銀協ネットへの接続が不安定となり、ATM稼働していても振込操作が行えない。 旧みずほ銀行キャッシュカードE-netBANCSMICS提携ATMでの取引出来ない銀行振込入金日数単位での遅延法人従業員旧みずほ銀行複数口座宛に給与振込総合振込)を行うと、指定金通り入金が行われずに送金資金の範囲内で偏り発生。(Aに30万円・Bに25万円・Cに20万円振込指定したのに、Aに1万円・Bに59万円・Cに15万円入金される等。) 口座自動振替引き落としが行われない、または二重引き落とされている(バッチ処理データの処理件数追いつかず、発生したものとされる)。 同月1日10万5千件の未処理発生2日イオンカード4日はセゾンカード・ビューカード、5日UCカード(※勧銀クレジット富士銀クレジットなどが統合されてから最初)といった、旧みずほホールディングス結びつきの強いクレジットカード会社口座引落し日で、クレディセゾン引き落とし不能でも信用情報支払遅延扱いはしない旨を含んだ、独自の「お詫び文」を発表する未処理件数は、5日250余り二重引き落としが3件まで積み上がり個人に対して影響広がる現金自動支払機稼働トラブルに関して4月上旬解消されたが、口座振替に関してシステム増強される5月まで、システムセンターの人海戦術によるバッチデータの手作業での確認や、準備引き落とし日に備えて日夜行われる綱渡り状況続いた収納企業公共団体に対しては、通常より早期に口振データ送付要請したまた、コンピュータシステム改修に関わっていた富士通ターミナルシステムズATMベンダー)のシステムエンジニアが、デスマーチにより過労自殺する事態となり、2003年平成15年)に労働災害認定されている。

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