2000年 - 2004年: ミュージックからRe-インヴェンション・ツアー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 20:52 UTC 版)
「マドンナの歌手活動の歴史」の記事における「2000年 - 2004年: ミュージックからRe-インヴェンション・ツアー」の解説
2000年3月、主演映画『2番目に幸せなこと』の主題歌「アメリカン・パイ」を発表。9月、8thスタジオ・アルバム『ミュージック』を世界同時発売。『ライク・ア・プレイヤー』以来11年ぶりとなる全米1位獲得を含め、世界23ヶ国で1位を記録する。さらに、第一弾シングル「ミュージック」も世界25ヶ国で1位を記録する大ヒットとなった。8月11日、イギリス人映画監督ガイ・リッチーとの間に授かった、マドンナにとっては第二子となる長男ロッコ・リッチーを出産。12月22日、スコットランドのドーノック大聖堂にてガイ・リッチーと結婚。 2001年2月、第43回グラミー賞でアルバム『ミュージック』が「最優秀レコーディング・パッケージ賞」を受賞。6月、通算5度目のツアー「ドラウンド・ワールド・ツアー」がスペインからスタート。ツアーの収益はソロ・アーティストの中では同年最高額となる7400万ドルを記録した。11月、3枚目のベスト・アルバム『グレイテスト・ヒッツ VOL.2』を発売。 2002年10月、自身もカメオ出演した映画『007 ダイ・アナザー・デイ』の主題歌「ダイ・アナザー・デイ」を発表。同月、主演映画『スウェプト・アウェイ』が全米公開されるが興行的に失敗し、イギリスではビデオスルーとなった。 2003年4月、9thスタジオ・アルバム『アメリカン・ライフ』を発売。タイトル曲「アメリカン・ライフ」のミュージック・ビデオは反戦をイメージした過激な内容で物議を醸し、折しもイラク戦争開戦と時期が重なったため、世界情勢を考慮しアメリカでのテレビ放映が自粛された。8月、第20回MTV ビデオ・ミュージック・アワードでブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラと共演、2人とディープキスをするという過激なパフォーマンスが話題を呼んだ。9月、初の児童書となる『イングリッシュ・ローズィズ』が30ヶ国語に翻訳され、世界100ヶ国以上で発売。ニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト(児童書部門)で1位を獲得する大ヒットとなる。 2004年、1992年に自ら設立したレーベル「マーヴェリック・レコード」が、財政難から親会社ワーナー・ブラザース・レコードに売却された。5月24日、通算6度目のツアー「Re-インヴェンション・ツアー」がロサンゼルス公演を皮切りにスタートした。全56公演中55公演を完売させ、2004年のツアー最高興行収入を記録する。11月にはイギリスのミュージック・シーンに多大な影響を及ぼしたアーティストとして、UK音楽の殿堂入りを果たす。
※この「2000年 - 2004年: ミュージックからRe-インヴェンション・ツアー」の解説は、「マドンナの歌手活動の歴史」の解説の一部です。
「2000年 - 2004年: ミュージックからRe-インヴェンション・ツアー」を含む「マドンナの歌手活動の歴史」の記事については、「マドンナの歌手活動の歴史」の概要を参照ください。
- 2000年 - 2004年: ミュージックからRe-インヴェンション・ツアーのページへのリンク