2代目(1994年–1998年)S14型系
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「日産・240SX」の記事における「2代目(1994年–1998年)S14型系」の解説
1994年登場の1995年モデルからは、S14型系シルビア自体がノッチバックのみとなったことで、ボディー形状は一種類であり、基本的なスタイルもシルビアと同じであるが、緩衝装置を内蔵した5マイルバンパーを装備している(S13型系を含む北米仕様車全て)ため、日本国内仕様よりやや大ぶりとなる。それに加え、前期型ではフロントマーカーランプ(ターンシグナル兼用)もやや大きい。SE、LE、baseの3種類のグレード展開で、SE、LEはホイールが5穴(S13型系は全て4穴)であるのに対し、価格帯を低い方へ広げる役割のbaseグレードは4穴で、サンルーフも装備されないなど、上級グレードとの差が大きい。 1997年にはフェイスリフトが行われ、ヘッドランプ、リアコンビランプの形状が変更された。ヘッドランプは日本のS14後期型と大差はないが、プロジェクターランプの形がわずかに異なる。バンパーもR33型スカイラインGTSの前期2ドアモデルに似た、240SX独自のデザインとなった。後期のグレード展開も前期と同じで、SE、LE、baseの3種である。 前・後期共通して、5穴モデルの上級モデルでも、フロントディスクブレーキは日本国内のNAエンジンモデルと同様、4ポットキャリパーの設定は無い。そのため、北米のマニアは2代目300ZX(Z32型系フェアレディZ)のターボモデルからキャリパーを流用するなどしている。 なお、シルビアベースの240SXはS14型を最後に姿を消し、後継はルキノと同型の200SXとなった。そのため、日本の180SX後期型や15型シルビアに相当するモデルは存在しない。
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