2代目 U228型(2002年 – 2006年)
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「リンカーン・ナビゲーター」の記事における「2代目 U228型(2002年 – 2006年)」の解説
2003年に第2世代となる。外装はライト、グリル、ドアミラーなどが大型化され、見た目もさらに迫力が増した印象で、高級感と共に押し出しも高まった。前後バンパーやボンネット、フェンダー、バックドア、テール、などに大がかりな変更となった。内装もインパネやダッシュボード、センターコンソール、ドア内張りやシート、大幅にデザインが直線基調に変更された。センターコンソールの前後およびドリンクホルダー部分がシルバー塗装された。ステアリングは各種スイッチ付4本スポークで上部のみウッド付のコンビハンドルとなり、高級感が高まった。メーターはトヨタ・セルシオと同様の自発光式で木目も増え内装のクオリティが向上した。シートも曲面ソファー風から欧州車風な直線基調に変わり、エアシートが採用された。3列目はパワーサードシートでバックドアもパワーゲート付。しかし運転席、助手席のシートバックポケットのフタは省略された。 センターコンソールにはオーディオ部分にエンブレム付のシルバー塗装のフタが付いた。トランスミッションは4速フロアATとなり、ガングリップタイプでブーツ付のスポーティな仕様に大幅に変更された。純正アルミは8本スポーク。日本ではアルティメイトというグレードが多数流通している。 2004年に電子制御のロールスタビリティコントロール付となった。 2005年にマイナーチェンジが実施され、外装はフロントバンパー内蔵のフォグランプが丸型から角型になり、ドアパネルのデザインなどが仕様変更された。エンジンはV8、5.4リッターSOHC3バルブに変更されて、トランスミッションがZF製の6速ATに進化した。内装もATシフトレバーがT字型になりブーツはなくなった。北米では音響起動型DVDによるナビシステムや、THXのオーディオシステム、後部席用DVDモニターも追加装備された。 日本国内に流通している色は、外装黒/内装ベージュが多く、次に外装黒/内装グレー革や外装白/内装ベージュで、他にもゴールド/ベージュや黒/黒革など、他の色も存在する。なおフロントバンパー下部とランニングボード部は未塗装の樹脂素材となるが、モノトーンパッケージという、未塗装部分に加えてフロントグリル周りをカラード化された同色仕様もある。しかし、ユーザーのカスタムペイントによる同様の仕様も多数流通している。この年式のグレードはアルティメイトリミテッドが多い。
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