2代目 TJ(1996年-2006年)
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「ジープ・ラングラー」の記事における「2代目 TJ(1996年-2006年)」の解説
1996年春に1997年モデルとして発売。 前後共に5リンク+コイルリジッドアクスル形状となりハンドリングなどが向上され、ヘッドライトの形状も円形に戻った。また、日本仕様ではこのモデルから右ハンドルとなり、同時にオーストラリアやイギリスなどへも輸出が開始された。 エンジンは、チェロキーやグランドチェロキーにも搭載される直列6気筒 4.0L AMC 242エンジンを搭載し、2003年までは、直列4気筒 2.5L AMC 150エンジンが搭載され、2003年からはクライスラーの直列4気筒 2.4L DOHC ネオンエンジンが搭載された。 1998年モデル以降はイモビライザーキーとなる。 1999年に燃料タンクの容量を増加し、2000年には音響システムを改善。 2001年には、ステアリングとダッシュボードの変更が行われた。 また、2002年モデルでは、新ボディカラーを追加し、ホイールのデザインも変更された。 2003年、「ラングラー・ルビコン」(Rubicon) を追加。 ルビコンモデルは、その他のモデルが2.72:1のローレンジ減速比トランスファーなのに対して4.0:1のローレンジ減速比を採用。スポーツ、サハラモデルは前輪がDana30、後輪はDana44アクスルなのに対してルビコンモデルは前後輪共にDana44アクスルを採用し、デフロック機構も標準装備。また後輪もディスクブレーキとなる。前後共にダブルカルダン等速プロペラシャフト。 2004年、ホイールベースを254mm延長したロングホイールベース車「ラングラー・アンリミテッド」(Unlimited) を発売。また、2005年には「ルビコン・アンリミテッド」も追加された。 アンリミテッド リア(アンリミテッド)
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