1970年代前半 マイクロプロセッサの登場とは? わかりやすく解説

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1970年代前半 マイクロプロセッサの登場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 06:57 UTC 版)

CPU年表」の記事における「1970年代前半 マイクロプロセッサの登場」の解説

マイクロプロセッサ以前コンピュータcentral processing unit (CPU) は、多数集積回路 (IC) で実装されており、汎用ロジックICカスタム設計IC必要に応じて使われていた。1970年代に入ると、LSI呼ばれるような大規模なICによって、4ビット程度プロセッサであれば1つLSI実装できるようになりマイクロプロセッサ登場した背景には、1960年代後半日本起こった電卓戦争呼ばれる開発競争爆発的に拡大した市場による需要があった。電卓戦争の中で4004誕生した一方で、この時代には既にメインフレーム例えSystem/360)は32ビットミニコンピュータ(たとえばPDP-11)でも16ビットであり、また当時LSI使われMOSテクノロジでは動作速度遅かったことから、コンピュータメインストリームマイクロプロセッサ存在影響与え始めたのは、もっと後である。 マイクロプロセッサ#最初のマイクロプロセッサ参照1970年 Garrett AiResearch、Garrett CADC開発。F-14戦闘機専用開発され市場には出回らなかった。 1971年11月 4004 発表4ビット世界初商用マイクロプロセッサ (これら以外にも、いくつかのLSIが「最初期マイクロプロセッサ的なもの」として知られている。詳細マイクロプロセッサ#最初のマイクロプロセッサ参照1971年 テキサス・インスツルメンツ TMS1050 出荷電卓用。いわゆるオールインワンタイプを指向したマイクロコントローラワンチップマイコン)的なLSI最初(ないし最初期のもののひとつ)。日本電卓戦争価格破壊もたらした1972年4月 8008発表8ビット高機能端末Datapoint 2200用に設計されたが性能不足し採用されなかった。後継8080x86前史となった1973年 ナショナル・セミコンダクタ IMP-16最初16ビットプロセッサとされる

※この「1970年代前半 マイクロプロセッサの登場」の解説は、「CPU年表」の解説の一部です。
「1970年代前半 マイクロプロセッサの登場」を含む「CPU年表」の記事については、「CPU年表」の概要を参照ください。

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