1970年代前期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 22:58 UTC 版)
「ガトー・バルビエリ」の記事における「1970年代前期」の解説
1970年代に入ると、フリー・ジャズ一辺倒だった自らのスタイルを、自身のルーツである南米音楽の要素を中心に据えたものに変化させていく。ボブ・シールのプロデュースによるフライング・ダッチマン時代の作品群は、まさにその成果と言える。ベルナルド・ベルトルッチの1972年の映画『ラストタンゴ・イン・パリ』で音楽監督を担当し、翌年にはグラミー賞を受賞。彼は一躍、国際的なスターにのし上がった。また、憧れのコルトレーンがかつて在籍したインパルス・レコードとの契約も実現した。エド・ミシェルのプロデュースによるインパルス時代の「Chapter四部作」は、大人数編成による意欲作であり、まさにガトーの全盛期を捉えた金字塔と言える。
※この「1970年代前期」の解説は、「ガトー・バルビエリ」の解説の一部です。
「1970年代前期」を含む「ガトー・バルビエリ」の記事については、「ガトー・バルビエリ」の概要を参照ください。
- 1970年代前期のページへのリンク