シロスジコガモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 13:59 UTC 版)
シロスジコガモ | ||||||||||||||||||||||||
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シロスジコガモ Anas bernieri
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保全状況評価[a 1][a 2] | ||||||||||||||||||||||||
ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ![]()
ワシントン条約附属書II類
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Anas bernieri (Hartlaub, 1860) | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
シロスジコガモ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Madagascar Teal |
シロスジコガモ(白筋小鴨、Anas bernieri)は、カモ目カモ科マガモ属に分類される鳥類の一種。
分布
形態
全長40センチメートル[1]。翼長オス20.3-21.3センチメートル、メス19.2-19.8センチメートル[2]。上面の羽衣は暗褐色、下面の羽衣は羽毛の外縁(羽縁)が暗褐色の明褐色[1]。頬の羽衣は明褐色[1]。次列風切の光沢(翼鏡)は黒く、前方に白く幅広い帯模様が入る[2]。
虹彩は暗褐色[1]。嘴や後肢の色彩はピンク色や橙色[1][2]。
生態
ガマやヨシなどの抽水植物が繁茂した汽水湖などに生息する[1]。ペアや家族群が観察された例がある[1]。
食性は不明だが、浅瀬を徘徊しながら泥を濾し取り採食を行う[1]。
繁殖形態は卵生。水面にヨシを組み合わせた巣を作る[1]。1回に2-4個、8-10個の卵を産んだ例がある[2]。
人間との関係
開発による生息地の破壊、狩猟などにより生息数は減少している[1]。保護対策として飼育下で繁殖させる試みが進められている[1]。1970年代前期における生息数は180羽以下[2]、1993年における生息数は100-500羽と推定されている[1]。
関連項目
参考文献
外部リンク
- ^ CITES homepage
- ^ The IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2008. Anas bernieri. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.1.
シロスジコガモと同じ種類の言葉
コガモに関連する言葉 | ハイイロコガモ コガモ キバシコガモ シロスジコガモ アオクビコガモ |
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