1970年代のスーパーカーブームとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 1970年代のスーパーカーブームの意味・解説 

1970年代のスーパーカーブーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 07:57 UTC 版)

スーパーカー」の記事における「1970年代のスーパーカーブーム」の解説

日本では1975年1月から週刊少年ジャンプ連載された、池沢さとし漫画サーキットの狼』などの影響で、当時の子供たちを中心にスーパーカー一大ブーム所謂”スーパーカーブーム”が巻き起こったその中で代表的な車種として、ランボルギーニ・カウンタックフェラーリ・512BBポルシェ・911ターボロータス・ヨーロッパランチア・ストラトスなどが人気存在だった。 ブーム当時日本では、車の購買層ではない低年齢層へのプロモーションとして、清涼飲料水の瓶の王冠 の裏に車が描かれていたり、プラモデル下敷き筆箱メンコスーパーカー排気音だけを収録したレコードなど、数多くスーパーカー関連付け商品発売された。中でも人気誇ったのがスーパーカー消しゴム呼ばれるプラスチック製ミニチュアで、消しゴムという商品名ゆえ学校持ち込んで遊ぶ生徒多くいた。 テレビでブーム便乗した番組製作され1977年の夏から東京12チャンネル(現テレビ東京)で、スーパーカーに関するクイズ番組対決!スーパーカークイズ』が放送された。ブーム過熱見せ全国各地においてスーパーカー展示会が行われた。1977年春に東京・晴海行われたスーパーカーショー「スーパーカー・世界の名車コレクション77」では、4日間で46万人もの来場者があったといわれ、各メディアによってその人気が報じられた。同年7月には同じく晴海で「ラ・カロッツェリア・イタリアーナ'77」というイベント開催され各国カロッツェリアにより多くコンセプトカー展示された。 当時スーパーカー見たさに販売店通ったり、大通りカメラ持って待ち構える子供たちなどが出現したシーサイドモーターなどの有名なスーパーカーショップでも、休日になるとカメラ持った子供たち押し寄せてたという。 しかし、1977年後半になるとブーム沈静化見せ、スーパーカーショーの入場者は次第減っていった。サーキットの狼連載1979年終了し、スーパーカーショップのシーサイドモーター1980年倒産してしまった。

※この「1970年代のスーパーカーブーム」の解説は、「スーパーカー」の解説の一部です。
「1970年代のスーパーカーブーム」を含む「スーパーカー」の記事については、「スーパーカー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「1970年代のスーパーカーブーム」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「1970年代のスーパーカーブーム」の関連用語

1970年代のスーパーカーブームのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



1970年代のスーパーカーブームのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのスーパーカー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS