1954年-1957年とは? わかりやすく解説

1954年-1957年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 06:09 UTC 版)

ハドソン・モーター・カー・カンパニー」の記事における「1954年-1957年」の解説

1954年5月1日ハドソンナッシュ=ケルビネーター・コーポレーションと合併し、アメリカン・モーターズ・コーポレーション(AMC)となったデトロイトハドソン工場は軍との契約生産用に変更されその後3年間のハドソン生産ウィスコンシン州ケノーシャの旧・ナッシュ工場生産された。不振ジェット速やかに生産終了となり、代わり小型車としては、商品力に勝るナッシュ系のランブラー販売された。 ハドソンナッシュの上モデル1955年からピニン・ファリーナエドマンドE・アンダーソン(Edmund E. Anderson)、フランク・スプリング(Frank Spring)のスタイリングテーマを用いた共通プラットフォーム製作された(共通プラットフォーム使った生産方法ビッグスリー数十年来用いてきたものだった)。1955年式ハドソン車は車内ナッシュ仕様となったが、車両自体スプリング社とハドソン技術陣で開発したフロントカウル1954年式ステップダウンプラットフォームに載せたのだった。この1955年式にはハドソンダッシュボード、トリプルセーフブレーキ、ナッシュウェザーアイヒーター、ハリソン製低コストフレオン/コンプレッサーエアコン使われており、旧ハドソン・ナッシュ両社折衷仕様であったナッシュ車よりもトレッドが広いハドソン車はハンドル操作性がよく、有名な308(5.1リットル)ホーネット・シックス(ホーネット直列6気筒エンジン)にオプション高圧シリンダーヘッドとデュアルキャブレターマニフォールド(ツインHパワー)を付加して動力としていた。ワスプでは202 cu in (3.31 L)のL型ヘッドジェット6気筒エンジン(最高130馬力)を使い、特にセダンモデルはハドソン一の売上だった。1955年式ではハドソン初のV8エンジンとなり320 cu in (5.2 L)のエンジン208 hp (155 kW)を出した。これはパッカード生産しハドソンおよびナッシュ搭載された。パッカードV8パッカードのウルトラマチックオートマチックトランスミッションでも使われた。 ハドソン取扱店では、ナッシュ系のランブラーメトロポリタンハドソンの名で販売した。両車ともにボンネットグリルやホーンにつけられエンブレムハドソンとなった。ハドソンランブラーも燃料キャップが「H印」になった1956年にはハブキャップも)。1957年式ではランブラーメトロポリタンそれぞれ独立した扱いとなり、もはやハドソンナッシュとは名乗らなかった。 1956年ハドソン車はデザイナーリチャード・アルビブに任せられた。結果は「Vライン」スタイルモチーフとなったV型モチーフ組み合わせてハドソン三角形企業ロゴテーマをあらわしたのだった1955年よりも販売は振るわなかった。1957年ハドソン車はショートホイルベースのワスプシリーズを終了させ、ホーネットカスタムとスーパーのみとし、低い車高多少スタイル変更おこなった

※この「1954年-1957年」の解説は、「ハドソン・モーター・カー・カンパニー」の解説の一部です。
「1954年-1957年」を含む「ハドソン・モーター・カー・カンパニー」の記事については、「ハドソン・モーター・カー・カンパニー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「1954年-1957年」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「1954年-1957年」の関連用語

1954年-1957年のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



1954年-1957年のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのハドソン・モーター・カー・カンパニー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS