1942年以前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 05:52 UTC 版)
「軍用機の命名規則 (日本)」の記事における「1942年以前」の解説
制式採用された場合の名称は「皇紀年号下2桁」+式+機種名となる。これは1929年(皇紀2589年)の「八九式」から1942年(皇紀2602年)の「二式」まで用いられた。1940年は皇紀2600年であるためその年に制式採用された機体は、海軍では零式艦上戦闘機など「零式」。陸軍では一〇〇式司令部偵察機など「一〇〇式」と称する。 1929年以前は元号の年が使用されていた。例として、一三式艦上攻撃機は1924年(大正13年)に制式採用された機体である。また皇紀年号による命名が始まった1929年は昭和4年に当たるため、元号年による命名は1928年(昭和3年)の三式(例:中島三式艦上戦闘機、A1N)まである。従って「二式」は1927年(昭和2年)制式と1942年(皇紀2602年)制式の2つがあることになる。なお、昭和元年は12月25日から年末までの7日しかないため昭和の「一」式はなく、また、次に述べるように1942年の途中からは制式名称に年号をつけなくなったため、皇紀の「三」式以降もない。
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大きな改修が有った場合は「式」のあとに「号」を付け、その中の小改修については「機種名」のあとに「型」を付ける。例として「九六式二号艦上戦闘機二型」は、九六式艦上戦闘機の2番目の大改修型の2番目の小改修型ということになる。略符号は、大改修の場合はメーカー記号の次に数字を付け、小改修はその後ろにローマ字(小文字)を付ける。九六式二号艦上戦闘機二型の略符号はA5M2bである。 この時期の「号」については、同年に複数の同機種の制式採用があった場合の区別にも使われるので注意を要する。ただし余り例は多くない(九〇式一/二/三号水上偵察機、九〇式一/二号飛行艇、九七式一/二号艦上攻撃機等。いずれも全く別設計の機体である)。
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