1885年の橋とは? わかりやすく解説

1885年の橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/05 07:49 UTC 版)

秩父橋」の記事における「1885年の橋」の解説

秩父新道現在の埼玉県道44号秩父児玉線に相当)は秩父地方から郡外へ通じ初めての道路として1883年明治16年)に着工され1886年明治19年4月竣工している。秩父橋はその秩父新道建設一環として最後に工事残され区間けられたものである秩父事件財政的に緊迫する時世であったが、1885年明治18年12月竣工され、1886年明治19年1月16日開通式および渡り初め式が挙行された。さらに1886年4月18日には秩父新道開通が行われた。施工斎藤組が担当した架橋要した費用は3万円であったの高さは7丈2尺(約21.8メートル)あり、長142.12メートル幅員4.24メートル最大支間長36.4メートル圧縮材に木材引張材に用いた上路式の5径間混合プラットトラスで、2代目の旧秩父橋30メートル上流側にあった。この木混合プラットトラス荒川では初代荒川橋親鼻橋にも採用されている。径間割は主径間が3連ありその両側に側径間それぞれ1連ずつある。部材木材大滝村産で橋脚小鹿野町産の岩殿沢石を使用した石積橋脚川上側には水切り付けられていた。下高を稼ぐため橋脚頂部木製立てその上に構桁組まれた。 現在は橋脚のみが遺構として川の中に残されている。また、左岸側橋詰所在する秩父橋ポケットパーク」に「明治18年12月築造」と記され初代の橋親柱2本が保存されている。この親柱1985年の橋基礎工事際に河床から発見され発掘されたものである

※この「1885年の橋」の解説は、「秩父橋」の解説の一部です。
「1885年の橋」を含む「秩父橋」の記事については、「秩父橋」の概要を参照ください。

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