ふくまさり【フクマサリ】(食用作物)
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登録番号 | 第12568号 |
登録年月日 | 2005年 1月 19日 | |
農林水産植物の種類 | らっかせい | |
登録品種の名称及びその読み | ふくまさり よみ:フクマサリ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 千葉県 | |
品種登録者の住所 | 千葉県千葉市中央区市場町1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 曽良久男、鈴木一男、中西建夫、橋芳雄、松田隆志、岩田義治、鈴木茂、神代三男、石井良助、屋敷隆士 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「関東41号」に「関東48号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(千葉県八街市)における成熟期は早、莢の長さは中、粒形はやや長形で多収の品種である。草型は立性Ⅲ、主茎長及び分枝長は短、小葉の形はやや長、大きさはやや大、葉色は濃緑、花色は黄である。莢の長さ、幅、厚さ及び粒間のくびれは中、1莢内粒数は少である。粒形はやや長形、種皮の色は淡橙褐、粒重は大の小、品質は中である。開花期は中、成熟期は早、着花習性は有、休眠性は中、倒伏抵抗性はやや強、収量性は多である。かたさは中、甘みは多、うま味はうまい、粗脂肪含有率及び茎腐病抵抗性は中、さび病抵抗性は弱である。「タチマサリ」と比較して、葉色が濃いこと、開花期が晩いこと等で、「ナカテユタカ」と比較して、草型が立性Ⅲであること、葉色が淡いこと、着花習性が有であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和55年に千葉県農業試験場落花生試験地(現千葉県農業総合研究センター育種研究所、八街市)において、「関東41号」に「関東48号」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
福勝【フクマサリ】(野菜)
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登録番号 | 第5070号 |
登録年月日 | 1996年 6月 13日 | |
農林水産植物の種類 | いんげんまめ | |
登録品種の名称及びその読み | 福勝 よみ:フクマサリ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 北海道 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市中央区北3条西6丁目 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 千葉一美 品田裕二 佐藤仁 原正紀 飯田修三 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「大正金時」に「福白金時」を交配して育成された固定品種であり,育成地(北海道河西郡芽室町)における成熟期は早生,草丈は中,子実の大小が大きい品種である。 胚軸の色は淡赤紫,伸育性と草型は有限わい性,草丈は中,主茎節数は少である。葉色は緑,小葉の大小は中,花色は淡赤紫である。莢の長さは中,幅は広,若莢の地色は緑,斑紋の色はなしである。一莢内粒数は極少,子実の大小は大,形は楕円体,種皮の斑紋の種類は無,色地は赤紫,環色はなしである。開花期及び成熟期は早,耐倒伏性及び子実収量は中である。 「大正金時」と比較して,若莢の斑紋の色がないこと等で,「北海金時」と比較して,子実の形が楕円体であることで区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,北海道立十勝農業試験場(河西郡芽室町)において、昭和60年に「大正金時」に「福白金時」を交配し,61年に鹿児島県沖永良部島において世代促進,以後,北海道立十勝農業試験場において,選抜を繰り返して育成された固定品種である。平成2年に生産力検定予備試験,3年以降「菜豆十育B62号」の系統名で生産力検定試験及び特性検定試験等の試験を行い,その特性を確認して育成を完了したものである。平成5年は雑種第10代である。 |
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