じゃ‐おどり〔‐をどり〕【蛇踊(り)】
龍舞
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龍舞(りゅうまい)は、中国語で舞龍(ウーロン)・玩龍灯などと呼び、中華圏の伝統的な踊りで、龍が玉を追いかける様子を模している。龍は多数の人間によって操られ、しばしばアクロバティックな動きを見せる。地域ごとにさまざまな変種がある。現代では中国のみならず世界各地の中華街で踊られる。2006年に中国の非物質文化遺産に指定された[1]。
- ^ 『国务院关于公布第一批国家级非物质文化遗产名录的通知』 中华人民共和国中央人民政府、2006年 。
- ^ 『特集 中国獅子舞について』 横浜中華街 。
- ^ 『龍舞』 熱烈歓迎 南京町 。
- ^ a b c 池上(2012) p.150
- ^ 池上(2012) p.149
- ^ 『首份香港非物質文化遺產清單』 非物質文化遺産辦事處 。 (2.2が舞龍、3.32が舞火龍)
- ^ 『春秋繁露』求雨第七十四
- ^ 『砖墙壁画上的汉代舞蹈』 新浪云南、2013年 。ただし林巳奈夫は山東省沂南北寨村の画像石を龍ではなく「角の生えた獅子」とする。林巳奈夫『中国古代の生活史』吉川弘文館、1992年、115頁。ISBN 4642073116。
- ^ 『東京夢華録』巻6・元宵
- ^ 池上(2012) pp.272-274
- 1 龍舞とは
- 2 龍舞の概要
龍踊り(じゃおどり)
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くんちで奉納される演し物の代表格。現在、籠町、諏訪町、筑後町、五嶋町が奉納しており、毎年のように見ることができる(ない年もある)のだが、踊り町によって内容や登場する龍の種類や演出は異なる。 基本的に龍が玉を追いかける「玉追い」→とぐろを巻いた龍が自分の体に隠れた玉を探す「ずぐら」→胴の下をくぐって再び「玉追い」の流れとなっている。胴くぐりを行う際は頭がくぐり終わったところで龍尾衆と九番衆も同じ場所をくぐらせるため、龍体がよじれないようになっている。 交代要員や総指揮、龍指揮全てを合わせると龍一頭の奉納踊りを80名程度の人員が構成する。 構成 玉使い 龍が追いかける玉を持つ。玉使いと龍衆は重労働であるため、交代要員が用意され、総交代を行いながら演技が披露される。 龍衆 頭の担当者を龍頭衆(じゃがしらしゅう)、胴体の担当者を二番衆〜九番衆、尾の担当者を龍尾衆と呼ぶ。担当位置によって動きは異なってくる。 囃子方 長ラッパ、大太鼓、大銅鑼、皺鼓(ぱら)、小鉦(きゃん)、蓮葉鉦(ばつお)などの楽器にて構成される。 皺鼓 表面に張った皮を籐(とう)の棒で打つとパラパラと音がする。 小鉦 チーク材の棒先を軽く当てて鳴らす楽器。 蓮葉鉦 シンバルのような楽器で大蓮葉鉦、中蓮葉鉦、小蓮葉鉦に分かれる。大ばつおと中ばつおはすり合わせるように鳴らし、小ばつおは打ち合わせて鳴らす。 籠町の龍踊り 籠町の龍踊りの囃子方
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龍踊り
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天神祭の龍踊りは長崎(“ジャおどり”と発音)・中華街や神戸南京町の春節祭での複数人で龍の人形を操って踊るそれとは異なり、龍が天に昇るさまを模して踊る。踊り手が指を曲げ、手や体をくねらせて昇竜を表現しているのが特徴である。宵宮では地車講によって地車囃子の太鼓と鉦にあわせて踊る姿を境内で終日見ることが出来る。また、船渡御では市民奉拝船や協賛団体の奉拝船の船上で踊っている姿を見ることも出来る。なお、長柄流と呼ばれる地車囃子では、「運をつく」という地車踊りがなされており、龍踊りとは異質なものと考えてもよかろう。 天神祭以外でも、大阪市内の杭全神社、長柄八幡宮、彌榮神社、桑津天神社、旭区清水の八幡大神宮などや、豊中市の服部天神宮などの神社のだんじり祭などでさかんに踊られている。また、ほかには梅田近辺での路上パフォーマンスなどで見かけることが出来る。なお、長柄八幡宮や服部天神宮での踊りは、龍踊りではない。
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