黒猫の個人作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 19:16 UTC 版)
「俺の妹がこんなに可愛いわけがないの作中作」の記事における「黒猫の個人作品」の解説
黒猫が携わった作品のうち、ゲーム研究会で合同制作した作品については「#ゲーム研究会の創作物」を、コミックマーケットで合同制作した作品については「#サークルの創作物」を参照。 『Crystal Ball』 黒猫が描いた『MASCHERA』の二次創作物で、黒い装丁の同人誌。アニメ第1期の最後で主人公に倒された夜魔の女王が、その記憶を持ったままアニメ第1話の時点まで時間を遡り、黒猫が独自に追加した設定や特徴の元に活躍するという内容で、漫画と小説、そして約200ページの別冊設定資料集『Encyclopedia of MASCHERA』で構成されている。その内容は「悪い意味で典型的なワナビ小説」であるとされ、桐乃や熊谷からは、難解な表現や複雑過ぎる構成などといった文章の読みにくさや、使いこなせない設定の詰め込みすぎを批判されている。ある事情から雷撃文庫の編集部に持ち込まれるが、その酷評は3時間にもおよび、結果として黒猫を泣かせてしまった。黒猫にとっては不本意ながら、桐乃を想起させるオリジナルキャラクターが主人公の性的奴隷にされる展開だけは熊谷から評価されている。なお、この年の冬コミに参加した黒猫の個人サークルでは、同人誌の9割以上が閉会までに売れ残ったという言及がある。 本編アニメ版での劇中同人誌イラストは嵐月(サークル - CREAYUS)。原作ではタイトル不詳の同人誌であったが、アニメ版では書名が表紙に書かれている。 『ベルフェゴールの呪縛』(ベルフェゴールのじゅばく) 黒猫が京介、桐乃、田村麻奈実の関係をモチーフに、『MASCHERA』の二次創作などを織り込みつつ創作した漫画。堕天使ルシファーの転生であるキョウスケを巡って、表向きは兄のキョウスケを嫌いつつも裏では変態的な情欲を抱いている主人公のキリノと、悪魔ベルフェゴールの化身であるキョウスケの幼馴染マナミが世界規模の抗争を繰り広げるという内容で、途中で未完のまま終わっている。黒猫はこの作品を描いた時点ではまだ麻奈実との面識がなく、マナミの設定は桐乃からの伝聞を基にしているらしい。作中のキョウスケはキリノの好意に気が付かず、他者の言動をとにかく悪い方へと解釈する人物として描かれているが、こうした設定は作中における京介の主観が疑わしいものであることを示唆している。 本編アニメ版での劇中同人誌イラストは嵐月(サークル - CREAYUS)。
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