黄瀬戸とは? わかりやすく解説

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き‐せと【黄瀬戸】

読み方:きせと

安土桃山時代美濃焼かれ瀬戸系の陶器淡黄色の釉(うわぐすり)をかけたもの意匠特色から、あやめ手、ぐいのみ手などが有名。


黄瀬戸

読み方キゼト

淡黄色の釉のかかった瀬戸美濃窯焼成された桃山期の器物作風原点をするやきもの。黄瀬戸には光沢の強い厚作り菊皿手やぐいのみといわれる古瀬戸系黄瀬戸と薄作り潤いのある油揚肌に仕上がる釉中に黄土混ぜ釉下に線刻文様のあるあやめ手系黄瀬戸に大別できる。

美濃焼

(黄瀬戸 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/24 09:04 UTC 版)

美濃焼(みのやき、Mino-yaki, Mino ware)とは、岐阜県(南部は旧美濃国)の東濃地方のうち主に土岐市多治見市瑞浪市可児市にまたがる地域で製作される陶磁器の総称である。


  1. ^ 田口 1983, p. 33。最古の窯は多治見市の赤曽根窯である。
  2. ^ これを妻木氏と関連付ける研究者もいる(cf.田口 1983, p. 35)
  3. ^ 瀬戸市周辺から窯が消失するこのような現象をしばしば瀬戸山離散と呼びならわされてきたが、その時期を古瀬戸後期の窯が妻木氏が領国を経営するために東濃地方に盛んに築かせた15世紀前半とする説、窖窯が大窯に代わられる16世紀前半に、瀬戸市内の窯が減少することを指すとする立場、瀬戸市域で生産を行おうにも釉薬陶土原料や材料がないために窯が築かれなくなり、美濃が窯業生産の中心となる16世紀後半に位置付ける立場がある(藤澤 1993, pp. 432–433)。
  4. ^ 【列島追跡】岐阜・美濃焼、粘土枯渇の危機/新たな採掘地探しに熱『日本経済新聞』朝刊2018年9月24日(地域総合面)2018年9月26日閲覧。
  5. ^ 日本3大陶器まつり 土岐美濃焼まつり”. 道の駅 志野・織部. 2022年11月1日閲覧。
  6. ^ 美濃陶芸の系譜 岐阜県ゆかりの人間国宝展


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