連房式登窯
連房式登窯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 08:29 UTC 版)
連房式登窯は、通常斜面に複数の焼成室を連続させて造られる窯であり、狭義の「登り窯」として一般に知られる窯である。燃料の薪は一番下段の焼成室に積まれて燃やされ、焼成室の下方にある複数の通気孔(日本の窯業用語で「サマ」と呼ばれる)から熱が順次上の焼成室に送られる。 高温で、多量かつ均質に製品を焼成することを可能にしている。江戸時代からの伝統的な日本国内の磁器窯は、すべてこの形であり、1300℃~1500℃程度まで内部の温度が上がるようになっている。
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