魔法少女かずみ☆マギカ 〜The innocent malice〜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 08:34 UTC 版)
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あすなろ市という本編とは別の街を舞台とした外伝作品。原作を平松正樹、作画を天杉貴志が担当する。『まんがタイムきららフォワード』2011年3月号から2013年1月号において連載され、単行本は全5巻。
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魔法少女かずみ☆マギカ 〜The innocent malice〜
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「魔法少女まどか☆マギカの漫画作品」の記事における「魔法少女かずみ☆マギカ 〜The innocent malice〜」の解説
原案:Magica Quartet、原作:平松正樹、作画:天杉貴志による外伝。『まんがタイムきららフォワード』2011年3月号から2013年1月号まで連載された。 見滝原とは別の街「あすなろ市」に住む魔法少女かずみを中心として描かれた物語で、魔法少女やその契約と使命、ソウルジェムなどの基本概念は本編と同様ではあるが、人間の悲しみや絶望、憎悪に付け入ってその人間を魔女化させるなど、本編との設定の差異が見られる。サブタイトルは、直訳すると「無邪気な悪意」となる。 原作者の平松によれば、本編の作品世界の否定を切り口とし、一見すると本編と相違や矛盾のある設定を描きつつも、逆説的な形で本編の設定と繋がっていくような方向性の作品を意図したという。平松は第5巻の後書きでこのことについて書いており、それによれば、企画開始時に「『まどか』本編のキャラクターを絡ませない外伝」というオーダーを受けたものの、テレビシリーズは魔法少女というシステムに対する一つの明確な答えを提示して終わっており、この時点で「まどかの意志をないものにしたり覆したりするようなことはしない」と決めている。その上で「本編で全てのことが語られているのならば、それを逆手に取ろう」と、魔法少女の秘密を知った子たちが「絶望」ではなく「怒り」を抱き、そのシステムに反抗し、新たなシステムを作るもそれが崩壊していく過程で真実を明かしていくという、「マギカ世界=キュゥべえの否定」を切り口にすることで、逆説的に本編=まどかの物語と構造を同じにできると考えたとしている。 魔法少女たちの友情物語という要素を前面に押し出し、魔法少女同士の集団戦や技名の設定された必殺技など、オーソドックスな魔法少女ものとしての要素が色濃い作風になっている。第1話〜第3話(コミックス一巻)まではプロローグであり、本編と異なる穏やかな話であったが、第4話以降から本当の物語が開幕することになる。
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