こうの もろやす かう- 【高師泰】 
高師泰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/10 14:04 UTC 版)
高 師泰(こう の もろやす)は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて足利尊氏に仕えた武将、官僚。室町幕府執事高師直の兄弟(『高階系図』では師直の兄とされているが、同時代の史料である『園太暦』では「舎弟師泰」と記されている)。兄弟の師直同様に優れた武将であり、また幕閣としても侍所頭人・引付頭人などの要職を歴任。しかし、足利氏の内紛である観応の擾乱で将軍弟の足利直義に敗北し、師直と共に滅んだ。
- ^ a b c d e f g 田村哲夫編修 1980, p. 116.
- ^ 田村哲夫編修 1980, p. 115.
- ^ a b c d e f g 亀田 2015, 栄光と没落>四條畷の戦い>師直兄弟の専横.
- ^ 河合正治『安芸毛利一族』(新人物往来社、1984年)P.42、國司由行 「國司家に伝わる元就公からの感状」(『「毛利一族」のすべて』<別冊歴史読本>(新人物往来社、1997年)P.35)。典拠は『毛利家文書』所収 「毛利元春自筆事書案」(掲載:『大日本古文書』毛利家文書之一・第15号)。師泰の死後は元春に改名。尚、師泰が師親元服時の烏帽子親を務めたことが、師泰の子・師武に始まる国司氏が毛利氏の家臣となるきっかけとなったとされる(國司由行、同前)。
- 1 高師泰とは
- 2 高師泰の概要
- 3 偏諱を与えた人物
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