高三連合(こうさんれんごう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 02:20 UTC 版)
「元ヤン」の記事における「高三連合(こうさんれんごう)」の解説
紀伊の有力な不良高校生で構成されるチーム。勢力は弱小であり、隣国・伊勢のチーム『伊勢酔象』から圧力を掛けられ併合・消滅の危機に瀕している。 大迫 和真(おおさこ かずま) 『高三連合』のメンバーで、16歳の高校1年生。実家は焼肉屋を営んでいる。正次の勤める教習所の生徒であり、近隣ではそれなりに名の知られた不良。 その解散が地元弱体化の原因となった『紀伊浪』のメンバーを恨み、「一発シバく」ために行方を探していた。また、チームの先輩たちの不甲斐なさにも憤りを感じている。 ある時、ガールフレンドの唯と共に『伊勢酔象』のメンバーに拉致され危機に陥っていたところを正次に助けられ、彼がかつて『紀伊浪』のメンバーであったことを知る。初めは正次に殴りかかるなどつっけんどんな態度をとっていたが、その後も二度に渡って助けてくれた正次の人柄と強さに心服し、紀伊の未来を託す。 口先では恨み節を言いつつも、実は心の奥底では誰よりも『紀伊浪』の復活を待ち望んでいた。 唯(ゆい) 和真のガールフレンド。和真と共に『伊勢酔象』のメンバーに拉致され暴行されかかっていたところを、正次に助けられる。正次が紀伊の救世主になるであろうということを、早くから予感していた。 愛嬌のある性格をしており、『高三連合』の先輩メンバーからも可愛がられている。 和田 俊之(わだ としゆき) 和真の先輩で、『高三連合』の代表。 地元・紀伊の現状を考え、やむなく伊勢との併合話を進めるが、自らは高校卒業後にオオサカの専門学校への進学が決まっていることから、「地元を捨てる気ではないか」と和真に非難される。しかし、本質はやはり紀伊に愛着を持つ気骨の人であり、調印式での伊勢の悪辣なやり方を受け入れることは出来ず、多勢に無勢ながらも立ち向かい玉砕する。 正次と辰に救ってもらった後は、他のメンバーと共に紀伊の未来を彼らに託す。 新開 陽平(しんかい ようへい) 『高三連合』のメンバー。ガタイの良さとパワーが自慢で、“紀伊のブルドーザー”の異名を持つ。伊勢との調印式では伊藤とタイマンを張るが、相手の卑怯な手段により一方的な暴行を受け敗れてしまう。 のちに、地元のとある場所で聖の喧嘩を目の当たりにし、「正次と同等以上にエグい喧嘩だった」と評した。 五味(ごみ) 『高三連合』のメンバー。伊勢との調印式の際はほとんど戦闘に参加せず、同行メンバーの中では唯一の無傷であった。帰郷後に、正次の神がかり的な強さを興奮気味に仲間に語っていた。 須永(すなが) 『高三連合』のメンバー。伊勢との調印式では新開と伊藤のタイマンに介入しようとするが、後ろから鉄パイプで殴打され倒れる。
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