食品消費期限切れ問題とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 食品消費期限切れ問題の意味・解説 

食品消費期限切れ問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/13 06:38 UTC 版)

食品消費期限切れ問題(しょくひんしょうひきげんぎれもんだい)とは、2014年7月に発覚したアメリカ合衆国の食材卸大手、OSIグループ傘下にある中華人民共和国上海市の現地法人上海福喜食品の製造卸した食肉が、消費期限切れであった問題である。

7月20日に、上海市のテレビ局「東方衛視中国語版英語版」が潜入取材して放送された報道番組において明らかとなったもので[1]、上海市当局により営業停止となった。当局は組織ぐるみとの認識を示し、23日には警察当局は工場責任者など5人を拘束した[2]

会社・工場での問題

上海福喜食品有限公司
Shanghai Husi Food Co.,Ltd
種類 株式会社
本社所在地 中国
中国上海市嘉定区李宝路
設立 1996年
業種 食料品
従業員数 340人以上
テンプレートを表示

問題となった工場は、上海市嘉定区に食肉加工工場を置く「上海福喜食品(しゃんはいふっきしょくひん[3]中国語: 上海福喜食品)」である。

工場を運営する会社は「OSIグループ」の傘下である「上海福喜食品有限公司(中国語: 上海福喜食品有限公司)」である[1][4][5][6]

工場では、素手で肉を扱ったり[7]、半月ほど期限が過ぎた肉を製造ラインに通したり、床に落ちた肉を機械に入れて、そのまま製造して出荷された。中には半年の期限が過ぎたものも含まれている。

期限が半年経過して青色に変色した肉については、ミンチにして包装し直し、保存期限表記を1年強に書き換えられた[1]。この半年経過した期限切れの肉は材料として再利用していた[1][8]。この他に、出荷される肉は、本来では冷凍保存されているものだが、75箱が解凍状態で保管されている現場も発見された[1][6]。これらは不良品となり廃棄されるものだが、工場ではこれを廃棄せずに5パーセントの割合で生産ラインに戻し、材料として再利用していた[1][6][8]。この時、撮影された工場内の動画では「混ぜても見た目でわからない」と、実態の隠蔽をほのめかす会話がされていた[1][9]。また、2013年5月に同工場で製造され、その後返品された製品の包装を変更し、製造日を2014年1月に改竄したうえで、4396箱を出荷したことも判明している[10]

同工場では、期限切れの肉を再利用することは長年の一貫したやり方で、これらは上層部の指示によって行われた[11]。工場への立ち入り調査はマクドナルドなどによって頻繁に行われているが、工場側では検査の2日前になると「現場で不良品混入を見せないように」といった隠蔽指示も出されていた[1][6]

上海市当局はこれを受けて、工場への立ち入り調査を行い、食品会社からデータのコピーを実行した。しかし調査の途中でネットワークサーバーが切断された事を明かした。当局は直後に会社のパソコンを押収した事に加え、品質に問題のある材料を加えた事を示す書類などが発見された[12]

上海市公安局は、2014年7月下旬から8月上旬にかけて幹部職員6人を拘束し、違法行為の事実が有るかの捜査を進めた[13]。その後の8月29日に中国当局は、上海福喜食品の幹部職員6人を、偽物で粗悪な製品を生産・販売した疑いで逮捕した[14][15]

7月の問題発覚から工場は操業停止し、上海福喜の従業員には有給休暇が与えられていたが[16][17]、9月22日には従業員340人が解雇された[17][18]

影響範囲

同工場から出荷された食品の供給先は、日本以外も含めてマクドナルド[7][19][20][21][22]ファミリーマート[20]吉野家[19]スターバックス[7][19]ケンタッキーフライドチキン[7][19][21][22]ピザハット[19][22]バーガーキング[19]セブン-イレブン[19]サブウェイ[19]IKEA[19][21]にものぼるとされている。しかし一方で、IKEA.ULは同工場から仕入れていない事を明かした。これに加えてドミノ・ピザサブウェイも、同工場との取引関係を否定した[23]

裁判

この問題が発覚した半年前である2014年1月に、同工場内で不正が行われていた事に関して従業員が内部告発をして、上海福喜食品側が全面勝訴した事が判明した。従業員は1年前から工場での品質管理を担当しており、「製造日の改竄を強要された」とする訴えだが、上海市嘉定区人民法院(裁判所)は従業員の訴えを退けて上海福喜食品側が勝訴した[24]

影響

日本

「上海福喜食品」の食肉加工品の総輸入量は、2013年7月から翌年2014年7月までに、合計6,000トンが輸入された事を厚生労働省が明かした[25]

2014年7月21日には、日本マクドナルドで販売されているチキンマックナゲットに期限が切れている鶏肉が含まれている恐れがあるとして販売が中止された[26]。これに該当する商品の供給量は、日本マクドナルドで販売されているチキンマックナゲット全体の約2割に上り[26][27]、およそ4,300トンと[27]日本への総輸入量の大部分を占めている。

これを受けて7月25日、日本マクドナルドは同会社からの食品の調達を中止したことを発表した[28]。その後、タイ産のチキンナゲットに変更されたため[29]、7月23日にはすべての店舗で通常通り販売が再開された[30]。期限切れの鶏肉使用問題の発覚を受けて、日本マクドナルドの2014年7月売上高は、前年同月比17.4パーセント減少した。客数が9.6パーセント減と、客単価も8.6パーセント減少する影響を受けた[31]。翌月の8月では、さらに落ち込む25.1パーセント減に至り、この減少幅は2001年の上場以来から過去最大である[32]。期限切れ鶏肉問題の影響で、例年行っていた新商品キャンペーンが中止になった事もあり、売上減少に歯止めはかかっていない。

ファミリーマートも同工場の食品を仕入れていたため、該当する商品の販売を中止した。該当する商品の一つである「ガーリックナゲット」は、7月1日から全国の1万店舗で販売し、東京都内を中心とした10店舗では、この問題が発覚した7月21日から「ポップコーンチキン」が店舗限定の試験販売されていたばかりだった[20]。これを受けてファミリーマートは、7月1日からの販売分を対象に、レシート持参者への返金対応を行った。

一方、日本マクドナルドは、問題の食肉が日本に出荷された証拠が無いと主張し、該当商品の返金対応は行っていない[33][34][35]。なお、これらの商品の販売再開は予定しておらず、ポップコーンチキンは実質1日だけの販売となってしまった[36]

また、日本マクドナルドは中国との取引を中止したが、ファミリーマート社長は消費者に謝罪しつつも「信頼できるほかの中国の業者を探す」と、中国業者との取引をその後も続ける姿勢を見せたことから「なぜ、それでも中国にこだわるのか」「ファミマ社長の頭にあったのは『コスト』であり『消費者』ではない」など、批判の声が挙がった[37]

日本ケンタッキー・フライド・チキンは、日本国産鶏を使用しているとのことであり、この中国企業からは仕入れていない事を明かした[26]

この問題を受けて日本国政府は、外食産業での原産地表示義務付けを検討し、2014年内にも開始する議論を急いだ[38]

中国

中国では、マクドナルドやケンタッキー・フライド・チキンも同工場から仕入れていたものの、この問題の発覚から仕入れを停止し、「上海福喜食品」との取り引きが打ち切られた[39]。その後、マクドナルドは新たな仕入れ取引先として同じOSIグループであり、河南省にある「河南福喜食品(ヘーナン フー シー シーピン、かなんふくきしょくひん)」に切り替えるという方針を発表した[40]。しかし「どうしてOSIとの関係を断ち切れないのか」などの消費者の批判の声もあり、7月25日から全面的に使用を取りやめた[41]

中国のファーストフードチェーン店のディコス中国語版では、朝食メニューとして出されていたサンドイッチのハムの使用が取りやめられた[42]

バーガーキングも、上海福喜との取り引きを打ち切った[43]

香港

香港のマクドナルドでは、同様のチキンナゲットが「上海福喜食品」から供給されていたが、当初は輸入の事実を否定していた。しかし24日の声明で、同会社から輸入していた事を認め、販売中止した[44]

また、レタストウモロコシレモンスライス、グリーンサラダキュウリタマネギトマトなども同会社から仕入れており、これらの食材の使用も中止した[45]

マカオ

マカオでは、2014年の5月-6月の間には、同工場から計576キロの冷凍鶏肉が輸入されていた。7月22日に同工場からの輸入と、該当商品の販売が禁止された[46]

アメリカ合衆国

米マクドナルドでも、該当する問題の肉を同工場から仕入れており、2014年7月25日に同会社との契約を打ち切った[47]。その後に取引先を変更することを発表したが、その取引先が同じOSIグループとして河北省に工場を置く「河北福喜食品(ファーベイ フー シー シーピン)」となっている[48]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 触目惊心!记者卧底调查 麦当劳McDonald's、肯德基KFC、必胜客、全家超市供应商上海福喜食品公司提供劣质食品 麦当劳肯德基供应商回应用过期臭肉:吃不死 - YouTube(中国語)
  2. ^ “UPDATE 1-中国の警察当局、期限切れ食肉問題で5人を拘束”. ロイター通信. (2014年7月23日). https://jp.reuters.com/article/wtInvesting/idJPL4N0PY1WB20140723 2021年1月29日閲覧。 
  3. ^ “【期限切れ鶏肉】日本マクドナルド 中国製チキン商品販売を全面中止”. SANKEI EXPRESS. (2014年7月26日). https://www.sankeibiz.jp/express/news/140726/exc1407261130002-n1.htm 2021年1月29日閲覧。 
  4. ^ “上海福喜、組織ぐるみで食品安全規則に違反 問題がある製品が日本にも波及”. 新華ニュース (日本新華夏株式会社). (2014年7月23日). オリジナルの2014年8月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140808230423/http://www.xinhuaxia.jp/social/41579 2021年1月29日閲覧。 
  5. ^ “期限切れ肉「組織的」 上海市当局 会社5幹部を拘束”. 東京新聞. (2014年7月24日). オリジナルの2014年8月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140809023121/http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014072402000121.html 2021年1月29日閲覧。 
  6. ^ a b c d 沢井, メグ (2014年7月23日). “【内部映像あり】期限切れ食肉問題を起こした中国企業の “偽装” と “隠蔽” 手口 / 工場スタッフ「まともに生産するのは監査の日だけ」”. ロケットニュース24. https://rocketnews24.com/2014/07/23/468792/ 2021年1月29日閲覧。 
  7. ^ a b c d “上海の食肉工場、期限切れの肉を使用か 米大手チェーンに供給”. CNN. (2014年7月22日). https://www.cnn.co.jp/business/35051197.html 2021年1月29日閲覧。 
  8. ^ a b 隅, 俊之 (2014年7月21日). “中国:マックやKFC向け肉加工業者 期限切れや不衛生”. 毎日新聞. オリジナルの2014年7月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140728205104/http://mainichi.jp/select/news/20140722k0000m030023000c.html 2021年1月29日閲覧。 
  9. ^ “期限切れ肉使用の疑い 「マックナゲット」一部販売中止”. FNNニュース. (2014年7月22日). オリジナルの2014年7月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140727220411/http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00273094.html 2021年1月29日閲覧。 
  10. ^ “返品食品、表示改ざんし再販売=「期限切れ肉」会社―中国”. Yahoo!ニュース. 時事通信. (2014年7月26日). オリジナルの2014年7月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140729014207/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140726-00000060-jij-cn 2021年1月29日閲覧。 
  11. ^ “マック、期限切れ肉で「中国にだまされた」 ナゲットの販売中止”. 夕刊フジ: p. 2. (2014年7月23日). https://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140723/frn1407231159001-n2.htm 2021年1月29日閲覧。 
  12. ^ マクドナルド、使用期限切れの鶏肉混入のおそれ」『TBS』2014年7月22日。オリジナルの2014年7月28日時点におけるアーカイブ。
  13. ^ “上海の検察が「福喜食品」6幹部の逮捕を許可”. 産経新聞. 共同通信. (2014年8月29日). オリジナルの2014年11月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141113052529/http://www.sankei.com/world/news/140829/wor1408290021-n1.html 2021年1月29日閲覧。 
  14. ^ “期限切れ肉問題、上海福喜食品の社員6人逮捕”. ロイター通信. (2014年8月30日). https://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0GT1XW20140829 2021年1月29日閲覧。 
  15. ^ “期限切れ肉、「福喜」6人を逮捕=上海”. 時事通信. (2014年8月29日). オリジナルの2014年10月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141009181715/http://www.jiji.com/jc/zc?k=201408/2014082901021 2021年1月29日閲覧。 
  16. ^ 鈴木, 隆弘 (2014年9月22日). “期限切れ肉出荷、上海福喜食品の340人解雇”. 読売新聞. オリジナルの2014年10月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141006114832/http://www.yomiuri.co.jp/world/20140922-OYT1T50079.html 2021年1月29日閲覧。 
  17. ^ a b 土居, 倫之 (2014年9月22日). “期限切れ肉の上海福喜食品、340人解雇”. 日本経済新聞. https://www.nikkei.com/article/DGXLASDX2200V_S4A920C1FFE000/ 2021年1月29日閲覧。 
  18. ^ 金, 順姫 (2014年9月22日). “期限切れ食肉問題の上海福喜食品、従業員340人を解雇”. 朝日新聞. オリジナルの2015年9月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150924074439/http://www.asahi.com/articles/ASG9Q5JJXG9QUHBI01V.html 2021年1月29日閲覧。 
  19. ^ a b c d e f g h i “期限切れ肉、スタバにも供給か”. 新華経済(livedoor ニュース). (2014年7月22日). オリジナルの2014年7月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140722194808/https://news.livedoor.com/article/detail/9067668/ 2021年1月29日閲覧。 
  20. ^ a b c “ファミリーマートもナゲットなど販売中止”. NHK NEWS WEB. (2014年7月22日). オリジナルの2014年7月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140725020142/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140722/k10013202901000.html 2021年1月29日閲覧。 
  21. ^ a b c “外資系ファストフード店とサプライヤーのずさんな管理が浮き彫りに”. 新華ニュース. (2014年7月24日). オリジナルの2016年3月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160305043341/http://www.xinhuaxia.jp/social/41718 2021年1月29日閲覧。 
  22. ^ a b c “外資系までもスキャンダルに-中国の食の安全問題の根深さ示す”. Bloomberg. (2014年7月25日). オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160304112834/http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N994OM6TTDS701.html 2021年1月29日閲覧。 
  23. ^ “中国企業の食肉安全問題、米スタバや日本マクドナルドに拡大”. ロイター通信. (2014年7月22日). https://jp.reuters.com/article/japan-mcdonalds-nugget-meat-from-china-idJPKBN0FR0D520140722 2021年1月29日閲覧。 
  24. ^ 河崎, 真澄 (2014年7月27日). “元従業員が工場内の不正を提訴 社内で内部告発も 上海福喜側が1月に勝訴”. 産経新聞. オリジナルの2016年10月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161010000418/http://www.sankei.com/world/news/140727/wor1407270010-n1.html 2021年1月29日閲覧。 
  25. ^ 加藤, 直人 (2014年7月23日). “期限切れ肉 鶏以外もずさん管理 上海の会社責任者聴取 組織的に不正か”. 東京新聞. オリジナルの2014年8月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140808125732/http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014072302000256.html 2021年1月29日閲覧。 
  26. ^ a b c “ファミマとマクドナルド、チキンの一部販売停止”. 日本経済新聞. (2014年7月22日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASDC2200H_S4A720C1MM8000/ 2021年1月29日閲覧。 
  27. ^ a b “マクドナルド 使用期限超えた鶏肉混入のおそれ”. NHK NEWS WEB. (2014年7月22日). オリジナルの2014年7月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140725020138/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140722/k10013190841000.html 2021年1月29日閲覧。 
  28. ^ “日本マクドナルドが中国製チキン商品の販売を中止、タイ製へ”. ロイター通信. (2014年7月25日). https://jp.reuters.com/article/mcd-idJPKBN0FU0M820140725 2021年1月29日閲覧。 
  29. ^ 『最終加⼯国』および『主要原料原産国』⼀覧”. 日本マクドナルド株式会社. p. 2 (2015年9月30日). 2016年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月29日閲覧。
  30. ^ “マック、ナゲット販売を全店再開 別会社製で穴埋め”. 北海道新聞. (2014年7月23日). オリジナルの2014年7月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140728175950/http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/552867.html 2021年1月29日閲覧。 
  31. ^ “マクドナルド売上高、17・4%減…鶏肉問題で”. 読売新聞. (2014年8月5日). オリジナルの2014年8月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140808020934/http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140805-OYT1T50133.html 2021年1月29日閲覧。 
  32. ^ “マクドナルド既存店売上高25%減、客数16%減 8月”. 日経QUICKニュース. (2014年9月9日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL09H7Y_Z00C14A9000000/ 2021年1月29日閲覧。 
  33. ^ “期限切れ確認で返金を検討 日本マクドナルド社長が陳謝”. 共同通信. (2014年7月29日). https://www.47news.jp/261521.html 2021年1月29日閲覧。 
  34. ^ “マクドナルドのカサノバ社長「返金は検討していない」 期限切れ肉問題で”. 日経QUICKニュース. (2014年7月29日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL29H7M_Z20C14A7000000/ 2021年1月29日閲覧。 
  35. ^ “期限切れ鶏肉、ファミマが返金 中国製ナゲット購入者に”. 千葉日報. (2014年7月24日). https://www.chibanippo.co.jp/newspack/20140724/205409 2021年1月29日閲覧。 
  36. ^ 「上海福喜食品有限公司」に関する報道につきまして』(プレスリリース)ファミリーマート、2014年7月22日https://www.family.co.jp/company/news_releases/2014/20140722_03.html2021年1月29日閲覧 
  37. ^ 長谷川, 幸洋 (2014年7月24日). “「中国期限切れ鶏肉問題」マックやファミマが「だまされた」では済まない3つのポイント”. 現代ビジネス (講談社). https://gendai.media/articles/-/39934 2015年6月26日閲覧。 
  38. ^ “外食の原産地表示義務付け検討へ 政府、年内にも”. 共同通信. (2014年7月29日). オリジナルの2014年8月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140808053545/http://www.47news.jp/CN/201407/CN2014072901001791.html 2021年1月29日閲覧。 
  39. ^ 菅原, 透 (2014年7月24日). “米マクドナルド、上海社との取引打ち切り 期限切れ肉”. 日本経済新聞. https://www.nikkei.com/article/DGXNASGM24H2I_U4A720C1FF1000/ 2021年1月29日閲覧。 
  40. ^ 土居, 倫之 (2014年7月29日). “マクドナルド中国現法、福喜食品と取引全面停止”. 日本経済新聞. https://www.nikkei.com/article/DGXLASGM28H10_Y4A720C1EA2000/ 2021年1月29日閲覧。 
  41. ^ “OSIからの調達停止 中国のマクドナルド”. 産経新聞. 共同通信. (2014年7月28日). オリジナルの2014年10月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141022234335/http://www.sankei.com/world/news/140728/wor1407280011-n1.html 2021年1月29日閲覧。 
  42. ^ 盛, 梦露 (2014年7月21日). “德克士全面封存下架上海福喜火腿片” (中国語). 財新網. http://m.china.caixin.com/m/2014-07-21/100706686.html 2021年1月29日閲覧。 
  43. ^ 張, 真真 (2014年7月30日). “汉堡王宣布停止与福喜中国合作” (中国語). 財新網. http://companies.caixin.com/2014-07-30/100710711.html 2021年1月29日閲覧。 
  44. ^ 鈴木, 玲子 (2014年7月25日). “期限切れ肉:香港マックが謝罪 輸入否定から一転認める”. 毎日新聞. オリジナルの2014年7月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140730003343/http://mainichi.jp/select/news/20140726k0000m030049000c.html 2021年1月29日閲覧。 
  45. ^ “マクドナルド、香港でチキンナゲットなど販売中止”. ロイター通信. (2014年7月25日). https://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0FU07720140725 2021年1月29日閲覧。 
  46. ^ 劉, 暢 (2014年7月23日). “澳门叫停上海“福喜”产品供应” (中国語). 新華網. オリジナルの2014年10月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141019192646/http://news.xinhuanet.com/2014-07/23/c_1111762118.htm 2021年1月29日閲覧。 
  47. ^ Jargon, Julie; Bunge, Jacob (2014年7月24日). “McDonald's Stands By Meat Supplier in Crisis” (英語). The Wall Street Journal. https://www.wsj.com/articles/mcdonalds-stands-by-meat-supplier-in-crisis-1406244870 2021年1月29日閲覧。 
  48. ^ 北田 (2014年7月25日). “マクドナルド、供給元を上海福喜から河北福喜へ=「沼から抜けて、別の沼に飛び込むのか」―中国ネット”. Record China. https://www.recordchina.co.jp/b91685-s0-c60-d0052.html 2021年1月29日閲覧。 

関連項目

外部リンク


食品消費期限切れ問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 15:40 UTC 版)

ファミリーマート (企業)」の記事における「食品消費期限切れ問題」の解説

詳細は「食品消費期限切れ問題」を参照 初代ファミリーマート2014年平成26年7月1日より日本新発売した「ガーリックナゲット」と7月21日から東京都など10店舗限定試験発売開始した「ポップコーンチキン」に期限過ぎた食肉含まれる恐れがある事が発覚した問題となった食品は、使用期限切れの腐敗した肉を不正に使用していた中国上海福喜食品有限公司」から調達されていた。該当商品の販売打ち切り再発売当面行わず廃止することを決めた。特にポップコーンチキンは実質試験発売初日のみで店頭から姿を消すことになった

※この「食品消費期限切れ問題」の解説は、「ファミリーマート (企業)」の解説の一部です。
「食品消費期限切れ問題」を含む「ファミリーマート (企業)」の記事については、「ファミリーマート (企業)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「食品消費期限切れ問題」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「食品消費期限切れ問題」の関連用語

食品消費期限切れ問題のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



食品消費期限切れ問題のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの食品消費期限切れ問題 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのファミリーマート (企業) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS