飛行方法とは? わかりやすく解説

飛行方法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 02:39 UTC 版)

パラグライダー」の記事における「飛行方法」の解説

パラグライダーは、国際航空連盟ではクラス3FAI Sub-class O-3 剛性一次構造持たないもの)のハンググライダー分類されており、装備重量は20kg程度で、人間一人の力で持ち運べる。 パイロットは、ハーネスという装備座り左右操縦索を手で操作して滑空するパイロットは、まず風に正対して翼を地面広げ向い風で翼を真上上げ滑空状態にしてから離陸する機体から6対1から10対1程度滑空比斜面傾斜より浅いため、数メートル程度助走離陸する上昇気流利用しながら飛行楽しんで、(多く場合は)山の麓に用意してある着陸場に着陸する巡航速度は36km/h程度。20km/hから60km/h程度対気速度)の速度域で飛ぶことができる。着陸のときは、着陸近く高度処理をし、着陸点(ターゲット)へ、向かい風の下、フレアー操作とともに足から降りて着陸する飛行には気象条件大きく影響しのとき、風速6m/s以上の風が吹くとき離陸正面からの風が入らないとき、気流大きく乱れているときなどは離陸しない様指導されている。 日本航空法では航空機はないため、国家資格は必要としないが、民間航空規約では航空機とされ、単独飛行に際しては、技術知識必要なため、スクールクラブ入り飛行技術航空理論法規および気象学教習を受ける必要がある実際に管理されたフライトエリアにおいてフライトするのには、JHF発行する技能証パイロット証)とフライヤー登録第三者賠償責任保険)が有効でなければフライトすることはできないおおむね運転免許証自賠責保険の関係のようなものと理解してよい。また、海外でのフライトを行うには国際航空連盟発行するIPPI技能証が必要となる。 日本国内では航空法に基づきハンググライダーまたはパラグライダー飛行させる空域によっては、飛行させることが禁止される場合、または飛行させる場合事前に国土交通大臣への届出必要な場合がある。また、小型無人機等飛行禁止法により、国の重要施設等と周辺の上空は飛行禁止される場合がある。 「制限表面」も参照

※この「飛行方法」の解説は、「パラグライダー」の解説の一部です。
「飛行方法」を含む「パラグライダー」の記事については、「パラグライダー」の概要を参照ください。

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