【滑空比】(かっくうひ)
固定翼機がエンジンを止めたまま滑空する際の位置エネルギー消費率。
より平易に言い換えれば、「1メートル降下する間に何メートル前進できるか」。
例えば、高度100mの降下で1000m飛翔すれば滑空比10。
あるいは、高度1000mの落下中に10m位置がズレたなら滑空比0.01。
特定の機体が最高の条件に置かれた場合に引き出せる滑空比を、特に「最良滑空比」と呼ぶ。
旅客機や貨物機の最良滑空比はおおむね5、滑空機は20~35を要求される。
滑空機の競技における世界記録級では滑空比が70を越える事もある。
滑空比(かっくうひ)
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