韓国のテレビドラマ「Dr. JIN」(2012年)
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『Dr. JIN』(ドクタージン、朝鮮語: 닥터 진(ダクトジン))のタイトルで2012年に韓国にてテレビドラマ化された(全22話)。当初は原作漫画の韓国国内でのタイトル『タイムスリップ ドクタージン』(ハングル: 타임슬립 닥터진)を用いて総合編成チャンネル(朝鮮語版)のひとつチャンネルAで放送が予定されていたが、その後地上波局MBCで放送されることとなり、同局の週末企画ドラマ(朝鮮語版)の枠で放送された。舞台は幕末の江戸から李氏朝鮮末期の哲宗治世下へと改められ、主人公も南方仁からジン・ヒョクに改められた。当初全20話の予定であったが、同年7月に2話延長されて全22話となっている。 同じく医師の過去へのタイムリープを扱ったSBSの『シンイ-信義-』との類似性が取りざたされ、制作会社のイギムプロダクションとクロスピクチャーズがSBSと『シンイ』の脚本家ソン・ジナ(英語版)に対して盗作の可能性を指摘した(SBSはこれに対して両者の企画案および脚本の冒頭数話分を外部委託した法務法人に検証させ「著作権上問題がない」という回答を得て反論に替えている)。また脚本家のひとりハン・ジフンに対して、専属契約を締結している企業より「契約に反するため脚本の執筆はできない」という指摘がなされたりもした。 同作品の放送期間はロンドンオリンピックの放送期間と一部重複し、特に終盤に入ってからは五輪競技の中継のための放送中止が相次いだ。第21話ではMBCが公式サイトにて放送予定の案内を行った数時間後にフェンシングの女子フルーレ団体準決勝に放送が差し替えられるという事態も起こっている。平均視聴率は12パーセント台でありながら、最終話では8.8パーセントを記録した。
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