電王戦リベンジマッチ 激闘23時間
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「将棋電王戦」の記事における「電王戦リベンジマッチ 激闘23時間」の解説
先手・菅井竜也 五段 vs 後手・習甦(2014年7月19日 - 20日) 将棋会館にて開催。持ち時間はチェスクロック方式の各8時間(1日制)・秒読み1分。対局は19日13時に開始、夕食休憩17時 - 18時、夜食休憩が20時 - 23時、早朝休憩が翌3時 - 4時、朝食休憩が午前7時 - 8時。習甦は第3回将棋電王戦第1局と同じソフトとハードを使用し、代指しにも「電王手くん」が用いられる。持ち時間各8時間の1日制は異例の条件だが、日本将棋連盟の電子メディア部・事業本部理事の片上大輔はブログで、「今回の対局条件、当初は本人に確認するまでもなくお断りして、封じ手時刻をどのようにするかなどと考えていたところ、菅井君から『夜通しのほうが有難いです』と言われたもので、あのときは本当にびっくりしました。『人間は極限状態の方が力が出るのではないか』とまで言われては、分かりましたと答えるほかありません」と経緯を説明した。結果は習甦が144手で勝利。対局開始から終局までの時間は19時間29分だった。 対局後の後のインタビューで菅井は「リベンジマッチが決まってからどのような対策をしましたか?」との質問に「前回は習甦の手を調べて、それを研究という形だったのですが、それではあまり身にならなかったし、まぁ結果が出てないのでこう言ってもしかたないのですが、習甦の手で習甦に勝ってもしかたがないので。今日は内容的には良かったのですが、結果が全てですので。これではいけないなと今は思っています。」と答えた。
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