雨音の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/06 07:32 UTC 版)
「ROOM NO.1301」の記事における「雨音の関係者」の解説
雨音(あまね) 早苗曰く「まわりの皆を照らす太陽のような娘」。早苗の後輩で、高校1年生の時に心臓の病で亡くなってしまう。彼女の周りにはエリや早苗、早苗の元夫・幹久、圭一郎がおり、皆に愛される存在。 錦織エリ(にしきおり えり) 綾などのアーティストのプロデュースを手がける女性でかなりのヤリ手。金髪碧眼のハーフで、名前の「エリ」は本名の「エリス」の短縮形。綾からの評判を聞いたエリは健一に体の関係を強要し襲ってしまう。日奈によれば「自分が好きな人にはどこまでも優しいけれど、そうでない人にはどこまでも冷たい。しかもそれを相手に悟らさせない人」とのこと。日奈や蛍子のプロデュースも受け持つようになる。 古西 早苗(こにし さなえ) 喫茶店「天国への階段」の店長兼小説家で、PNは今西早苗、「ああんっ!メガネ様☆」というタイトルの女性向けボーイズラブ小説を執筆している。小説は大変な人気でありアニメ化が決定。さらに実写ドラマ化の話もあるが早苗は全く関心がない。離婚経験有り。元夫はエリや圭一郎に及ばないが優秀な企業家であり、離婚の際に多額の資産を得た。その資産と執筆の成功のため喫茶店経営は趣味であり、繁盛していなくても気にしていない。変わった子には凄く興味を示すが、普通の子にはほとんど無関心である。早苗に興味を持たれた健一と冴子は早苗の喫茶店でアルバイトをするようになるが、喫茶店自体は閑散としているためアルバイトの扱いはかなり緩い。狭霧もスカウトされ、働くようになる。波奈の姪で日奈と佳奈とは従姉妹の間柄。元13階の住人。料理は苦手。 辻堂 幹久(つじどう みきひさ) パティシエ。「モン・サン・ミシェール」の店長。早苗の高校時代の後輩。元13階の住人。刻也の父・一也に恩があり、その娘・狭霧にも敬語で話し、自作のケーキのひとつに彼女の名前から「サギリ・ロール」と名づけてもいる。天才的な腕前を持ち評判も高いが、あくまでお客さんのためという姿勢でテレビに出演するに留まる。早苗には頭が上がらず、早苗の経営する喫茶店には彼の店で作られたケーキを納品している。本人が届けようとすると必ず支店で問題が起こるため、ケーキの配達は咲良が行っている。 荊木 圭一郎(いばらき けいいちろう) 急成長させたIT企業を経営する青年実業家。蛍子の婚約者(夫)になる。アメリカの大学を出た後に高校へ入学する天才。雨音の恋人だったが、彼女は亡くなってしまう。蛍子と婚約する前に「女性に興味は持てないが、社会的な立場から結婚をして子供を持たなければいけない」と告白し、その条件で婚約・結婚することとなる。しかし、それは建前としてであって、雨音の父親が彼女の死に落ち込み仕事をやめてしまっていたのに対し、雨音に対する自分自身の気持ちの整理がついていることを見せ、励ますために結婚を決意したという本音も見え隠れする。5年後の世界で蛍子を好きになる。蛍子によると、会社を大きくすることが好きであり、お金にはあまり執着心は無い。元13階の住人。
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