陸軍航空部隊の早期警戒体制とは? わかりやすく解説

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陸軍航空部隊の早期警戒体制

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 05:08 UTC 版)

一式戦闘機」の記事における「陸軍航空部隊の早期警戒体制」の解説

1943年後半ビルマ航空戦にて帝国陸軍航空部隊(3航軍)は、無線傍受解析シギント)・電波警戒機(レーダー)・対空監視哨主軸前線で以下の早期警戒体制構築している。 第5飛行師団第3航空特情部(航空特種情報部)は連合軍空地無線交信傍受何時何分使用飛行場機種・機数といった出撃情報掌握インド東部連合軍飛行場より日本軍要衝ラングーンヤンゴン)まで約1,000km・飛行時間4時間) インド - ラングーン中間地点アキャブラングーンまで約1時間半)の対空監視哨敵編隊捕捉機種・機数・高度・進行方向報告ラングーン日本陸軍防空戦闘隊はアキャブから情報があると操縦者ピスト操縦者控所)で待機。 トンガップ・サンドウェー・ヘンサダ(ラングーン西北120km)等の各対空監視哨敵編隊捕捉し続報伝達ラングーンから100km以内に入るとミンガラドンに配備した電波警戒機が機影捕捉ラングーン防空高射砲部隊対空監視哨最後に捕捉。 以上の情報刻々と邀撃戦闘本部電話報告空襲警報発令され操縦者ピスト飛び出し搭乗離陸離陸開始後5分でインヤー湖ビクトリア湖上空3,000mに空中集合離陸した一式戦機上無線電話地上戦闘指揮所より敵編隊方向への誘導を受け(対空誘導)、これを邀撃1943年11月27日アメリカ陸軍戦爆連合84機を第64戦隊第3中隊一式戦8機と二式戦1機が邀撃、2機の喪失戦闘機6機・爆撃機3機を確実撃墜する大戦果を挙げた空戦にて、第64戦隊電波警戒機と対空監視哨情報をもとに地上からの無線電話誘導により有利な位置迎え撃ち、特に黒江大尉機はミンガラドン基地無線電話頻繁に通信し次々電波警戒機による敵機情報受信している。

※この「陸軍航空部隊の早期警戒体制」の解説は、「一式戦闘機」の解説の一部です。
「陸軍航空部隊の早期警戒体制」を含む「一式戦闘機」の記事については、「一式戦闘機」の概要を参照ください。

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