陸軍航空部隊の設立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 07:48 UTC 版)
1884年、イタリア王国の王立陸軍 (Regio Esercito) は、航空部隊(Servizio Aeronautico)を発足させた。航空部隊は、ローマに基地を置き、気球を運用していた。 1911年に勃発した伊土戦争(リビア戦争、1911年 - 1912年)において、陸軍航空部隊は2隻の飛行船に加えて28機の航空機を投入、偵察の他に爆撃も行っている。この爆撃隊による作戦こそが歴史上初めて航空戦力が戦場に投入された戦いであった。1915年1月には、Corpo Aeronautico と名称を改め、航空大隊(飛行機)、工兵大隊(飛行船)、気球大隊を傘下に置いていた。なお、王立海軍も航空部隊を創設し、飛行艇を運用した。
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