阿部 祐二とは? わかりやすく解説

阿部 祐二

阿部祐二の画像 阿部祐二の画像
芸名阿部 祐二
芸名フリガナあべ ゆうじ
性別男性
生年月日1958/8/14
星座しし座
干支戌年
血液型A
出身地東京都
身長186 cm
URLhttp://www.tenderpro.net/talent/yuji-abe/
靴のサイズ27.5 cm
プロフィールリポーター俳優として活躍する主な出演作は、日本テレビスッキリ』、映画『まくをおろすな!』、RKKラジオ阿部祐二の気まぐれジャーナル』など、他多数。趣味はディズニーランドに行くこと。特技は英語(ネイティブ)、マラソンゴルフ相撲
代表作品1日本テレビスッキリ』(レギュラーリポーター)
代表作品2年2023
代表作品2映画『まくをおろすな!』
代表作品3年2017
代表作品3RKKラジオ阿部祐二の気まぐれジャーナル
職種話す仕事/俳優・女優タレント
語学英語
好きなスポーツマラソン
趣味・特技東京ディズニーランドに行くこと/英語(ネイティブ)/マラソン/ゴルフ/相撲(小2~小6まで4年間山大会3連覇相撲部屋からスカウトされる)

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阿部祐二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/08 16:02 UTC 版)

あべ ゆうじ
阿部 祐二
2019年
別名義 伊達 祐二
生年月日 (1958-08-14) 1958年8月14日(66歳)
出生地 日本東京都板橋区
身長 186 cm[1]
血液型 A型[1]
職業 俳優、テレビリポーター
活動期間 1983年 -
配偶者 礒村まさ子
著名な家族 阿部桃子(娘)
事務所 テンダープロ
公式サイト プロフィール
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阿部 祐二(あべ ゆうじ、1958年8月14日[2][3] - )は、日本テレビリポーター俳優京都美術工芸大学客員教授テンダープロ所属。

略歴

東京都板橋区出身[4]板橋区立弥生小学校板橋区立上板橋第一中学校東京都立小石川高等学校早稲田大学政治経済学部卒業[2]。2019年11月より京都美術工芸大学客員教授に就任。身長は186cm[1]。妻はプロゴルファーの阿部まさ子(旧姓:礒村)[5]。長女の阿部桃子[注釈 1]はファッションモデル・タレントとして活動しつつ、2017年度ミス・ユニバース・ジャパンに選出された[6]。現在は東京都江東区豊洲在住。

大学在学中に雑誌『POPEYE』でモデルを務めたり、タレントとしてCMにも出演するようになった[5]

1983年、藤岡弘、に付けてもらった伊達 祐二(だて ゆうじ)の芸名で、テレビドラマ『婦警さんは魔女』(TBS)で俳優デビュー[4]。しかし、次の出演ドラマ『悲恋』のプロデューサーから「その芸名だと新人っぽくないから、本名に戻してくれ」と言われ、本名の「阿部祐二」で活動することになった[注釈 2]

俳優としては、テレビドラマ不良少女とよばれて』(1984年・TBS系列)や『特捜最前線』(1985年・テレビ朝日系列)などに準レギュラー出演[5]

1994年、『ビッグモーニング』(TBS)でリポーターとして活動を開始。『ルックルックこんにちは』(日本テレビ系列)や『スッキリ』(日本テレビ)などに出演[5]。以降リポーター業と並行する形で俳優業も継続している(映画やドラマではリポーター役も多い。出演の欄を参照)。

人物

小学生時代

タクシー運転手をする父、母、2歳上の兄と育った[5]。彫りの深い顔立ちは、母譲りである[5]。子供の頃はスポーツ好きで、小学生時代は特に相撲と野球に励んでいた[5]。練馬にあった子供向けの相撲教室の「豆相撲団」に通い始めた後、細身ながら骨太の長身体形となり、握力の強さを活かして相手のまわしを引く力が評価された[5]。高学年の頃に相撲部屋と私立中学の野球部からそれぞれスカウトされたが、どちらも断り相撲と野球は小学校で辞めた[注釈 3]

小学生の頃は負けず嫌いな性格もあって、ある年の学校のマラソン大会では早朝5時から走る練習をし、当日は2位を1周遅れにして優勝したこともある[5]。また、当時はスポーツばかりしていてアイドルなどにも興味がなかったため、テレビを見たのはアニメ「巨人の星」と、「ゲゲゲの鬼太郎」ぐらいとのこと[5]

中学生時代

入学した区立中学には野球部がなかったため、3年生だった兄が副部長を務めるサッカー部に入部[5]。当時この部は都内強豪校で部員は80人いたが、人気者の副部長の弟ということでひいきされた[5]。ほどなくして2年生に特別扱いを妬まれたことに絡んで練習中に右腕に大きな怪我を負ったため退部した[注釈 4]

中学2年生から剣道部に転部し、以後は朝昼放課後の練習に加え、帰宅後は近所の剣道道場に通うという剣道漬けの日々を送った[5]。剣道の最高成績は、個人戦で都大会16位[5](時期は不明)。遡って右腕の治療中から勉強に没頭し始め、人前で話すことにも意欲が芽生えたことから、その後生徒会長になった[5]。高校受験では私立の開成高校が第一志望だったが当日高熱が出て受験できず、都立高校を受験して進学[5]

芸能界入り

大学受験は第一志望の東大文科一類に絞って受験したが不合格だった[5]。翌年も東大合格を目指して一浪したが、親から「他の大学も受けて」と言われて上智大学を受け、合格して入学金も払ってもらったが結局進学しなかった[5]。さらに翌年、早稲田大学を受けて合格して入学を決めた[5]

大学時代からモデル活動を始め、ファッション雑誌『POPEYE』『MEN'S CLUB』に出たり、ファッションショーにも出演[5]。大学2年生の時に飲料水のCMで1か月間サンフランシスコ郊外のロケ撮影に参加したことが、英語スキルを磨くきっかけとなった[5]。マクドナルドのCMにも出演[5]。大学4年生の時に役者に転身した[5]

20代半ばの頃、当時人気プロゴルファーの礒村まさ子とスポーツジムで偶然出会い、阿部が声をかけたことから交際に発展[5]。1988年、二谷英明白川由美夫妻の仲人でまさ子と結婚[5]。大学時代から家庭教師をしていたが、結婚と前後して先輩俳優(二谷かは不明)から「役者の仕事は収入が不安定で大変だから、収入源を他に持っておけ」との助言を受け、家庭教師を派遣する有限会社を設立[5]

リポーターに転身

30代半ばを迎えた頃にある人から突然「リポーターをやらないか?」と誘われ、リポーターデビューした[5]。また、この仕事について妻に相談すると、背中を押されてリポーターの仕事に集中することを決め、先述の家庭教師の派遣会社を畳んだ[5]。リポーターとしての初仕事は、結婚直前の女性に取材する特集企画[5]。間もなくして起きた『つくば妻子殺害事件』で初めて中継を担当し、以後事件リポーターとして経験を積んだ[5]

ワイドショー『ルックルックこんにちは』(日本テレビ系列)にリポーターとして出演し始めた1990年代後半は、日本中で大事件[注釈 5]が立て続けに起きた[5]。このためベテランリポーターだけでは人手が足りず、まだまだ新人の阿部もそれらの事件に駆り出されることとなった[5]

言葉で状況を伝えることに力不足を感じたことから、空いた時間に色々な本を読みまくってボキャブラリーを増やした[注釈 6]。また、毎朝5社の新聞や「ジャパンタイムズ」を読み、扱う事件の情報を事前に頭の中にインプット[注釈 7]してから取材活動をするようになった[5]

2006年頃から情報バラエティ「スッキリ」(日本テレビ)に、主に事件を扱うリポーターとして出演。毎回各現場から事件を伝える際、スタジオにいる司会者・加藤浩次に向かって「加藤さん、事件です!」という呼びかけ[注釈 8]が視聴者の間で浸透し、リポーターとして一気に知名度が上がった[5]。このフレーズは、同番組が2023年に放送終了した後もリポーターとしての阿部自身の代名詞となっている[5]

その他エピソード

  • 特技は、剣道(1984年当時の段位は三段[4])と英会話[5]。英語が堪能であるため、リポーター業で外国人へも直接インタビューを行える。
  • デビューのきっかけは、東京高田馬場のトレーニングセンターで、藤岡弘にスカウトされた[4]となっているが、異説もある[7]
  • 小学生の時にわんぱく相撲大会で優勝したことがある[注釈 9]。これがきっかけで相撲部屋に誘われたことがある[4]
  • 大学在学中から36歳までは、芸能・取材活動のかたわら、プロの家庭教師として教え子を数々の有名校へ進学させていた。29歳の時には、家庭教師を派遣する有限会社を自ら設立している[8][9]
  • モデル・俳優業からテレビリポーターに転身した背景として、大学を卒業する頃に記者を志望していたことを挙げている[9][注釈 10]
  • 2005年9月6日、『ザ!情報ツウ』に台風の現場を伝えるリポーターとして出演していた。激しい強風に飛ばされそうになりながらもしゃがみこんで耐えながらリポートした直後に、普通に歩きだした様子が放送され、やらせだという風聞が発生した。この映像はYouTubeに投稿され150万回近く再生され、テレビ関係者からも批判を受けた。阿部は風が止んだので歩いたと説明し、やらせを否定している[10]
  • 恐妻家で、2012年2月25日には、自身初の著書として、『「恐妻家」が成功する22の法則』を講談社から発売。同年6月5日には、「“恐妻家”としても話題の人気リポーター」という触れ込みで、『徹子の部屋』(テレビ朝日)へ初めて出演した[11]
    • 恐妻家になった理由として、自分が不遇の時期に結婚したことを告白。「(プロゴルファーとして有名な)妻との収入に大きな格差があった状況で結婚したことから、今でも(家庭内における妻との関係を)絶対に挽回できない」と述べている[12]
  • 2011年1月10日西宮神社で行われた福男選びの抽選で赤のくじを当て、最前列の108人枠からスタートを切った。結果は63位[13]
  • 2011年3月11日未明、浦安市内の交差点で帰宅のために乗車していたタクシーに乗用車が衝突して首第二頸椎骨折など全治3ヶ月の重傷を負い入院した。この日の午後、東日本大震災が発生したが、取材活動には加わることができなかった[14][15]。同年6月2日の『スッキリ!!』で復帰[16]
  • 『スッキリ!!』2014年8月18日放映分取材のため、前日となる8月17日に東京ビッグサイトで行われたコミックマーケットへと取材に赴いた。その最中に通りすがりの一般人から「大門巌さん」と呼びかけられ、最初は「人違いをされた」と思っていたが、その名前が自身がかつて出演していた特撮テレビドラマ特捜エクシードラフト』での役名だったことを知らされて、「思いだして嬉しくなっちゃった」と語り、困惑が感動に変わったことを番組内でコメントした[17]
  • 中学時代に部活動で右腕を骨折し、治癒するまでの数か月の間に左手で字を書けるようになったことがきっかけで、以降字を書く時は両利きとなった[5]

出演

モデル

映画

テレビドラマ

情報番組

バラエティー

アニメ

CM

PV

  • Dr.Metal Factory「Jupiter」 - 同曲収録の『カヴァメタ Now』と『カヴァメタ Then』のジャケット写真にも登場。
  • ET-KINGmother

Vシネマ

  • パチンコ放浪記(1994年)
  • コスプレ探偵(2013年)
  • 裏切りの仁義(2017年) - テレビ中継リポーター

ウェブドラマ

ラジオ

著書

脚注

注釈

  1. ^ 阿部がレポーターを務める『スッキリ』の元レポーターの阿部桃子(2015年3月~2017年3月)は同姓同名の別人であるがレポーターの方が阿部の娘と誤解されたことがあった。なお、娘も1度だけではあるが『スッキリ』のレポーターを務めたことがあった。
  2. ^ 本人は後年、「せっかく藤岡さんに名付けていただいたのに、不義理を働いちゃったな」と回想している[5]
  3. ^ 私立中学を断った理由について本人は、「当時の自宅の玄関から区立中学の校門までは30秒ぐらいで行ける距離だったんです。それで家族との話し合いで、“すぐ近くに中学校があるのに、なんでわざわざ時間かけて私立に行かなきゃいけないんだ”という話になってお断りすることにしたんです」と回想している[5]
  4. ^ 具体的には、当時サッカーの実力はなかったがひいきされて1年生からベンチ入りし、試合の最後の5分だけ出るという状況だった。このことで2年生から妬まれ、練習中にタックルをかけられて右腕を複雑骨折した。数日後ギプスで腕を固定し三角巾てま吊った状態で練習したが、同じようにタックルで再度骨折した。父は以前から身体を大事にしないと怒る性格だったため、「お前いい加減にしろ!」と怒られて退部することになった[5]
  5. ^ 例として阪神・淡路大震災地下鉄サリン事件など一連のオウム真理教事件神戸連続児童殺傷事件など。
  6. ^ 本人によると、当時読んだ本の中でも特に「島崎藤村の『千曲川のスケッチ』がとてもためになった」と回想している[5]
  7. ^ ただしこれは、他の媒体が既に報じたことは、自身のリポートからできるだけ除外した上で伝えるという理由から。
  8. ^ このフレーズは、2006年の番組スタート時にスタッフからの指示でキャラ付けのために言い始めたものである。
  9. ^ 毎年夏休みに父の地元・秋田県酒田市で開かれる大会に出場して4連覇を達成している[5]
  10. ^ 既に芸能界デビューはしていたもののまだ将来を決めかねていたらしく、知人からの勧めで大手新聞社に就職活動をしており、一次試験には受かっていた[5]
  11. ^ 劇場未公開。のちにTBSの深夜枠で放送。

出典

  1. ^ a b c 阿部祐二 tenderpro.”. 2023年3月31日閲覧。
  2. ^ a b 『テレビ・タレント人名事典(第6版)』日外アソシエーツ、2004年6月、48頁。ISBN 978-4-8169-1852-0 
  3. ^ a b 野村宏平、冬門稔弐「8月14日」『ゴジラ365日』洋泉社映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、227頁。 ISBN 978-4-8003-1074-3 
  4. ^ a b c d e 週刊テレビ番組(東京ポスト)1984年3月9日号 p.26
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq 『週刊女性』2024年9月17日号.
  6. ^ ミスユニバース日本代表に阿部祐二レポーター娘「信じられない」と父興奮”. デイリースポーツonline (2017年7月4日). 2017年7月5日閲覧。
  7. ^ 「藤岡弘、」からスカウト…レポーター「阿部祐二」が長年ついていた“小さなウソ”が発覚”. 株式会社新潮社 (2021年11月7日). 2021年11月7日閲覧。
  8. ^ 阿部祐二”. ]speakers.jp (08). 2018年7月13日閲覧。
  9. ^ a b 阿部祐二”. ]aera (08). 2018年7月13日閲覧。
  10. ^ 台風中継の“台本”疑惑に阿部祐二が反論「風には強弱がある」”. 阿部祐二のココが現場だ!. 株式会社DMM.com (2014年9月24日). 2014年9月24日閲覧。
  11. ^ 今週の徹子の部屋 2012年6月5日(火)出演 阿部祐二
  12. ^ 「恐妻家」が成功する22の法則 第1章「社会」で成功する恐妻家の法則 17.「アスリートの妻を持つ夫は、自分もアスリートの志を持つべし」より
  13. ^ [1]
  14. ^ デイリースポーツ (2011年3月17日). “阿部祐二リポーターが交通事故で重傷”. 2011年6月1日閲覧。
  15. ^ サンケイスポーツ (2011年3月18日). “阿部祐二、交通事故…全治3カ月の重傷”. 2011年6月1日閲覧。
  16. ^ ORICON STYLE (2011年6月1日). “全治3ヶ月の重症…『スッキリ!!』阿部祐二リポーターが復帰へ”. 2011年6月1日閲覧。
  17. ^ ライブドアニュース 2014年08月18日 「スッキリ!!」レポーター・阿部祐二、コミケ会場でファンの言葉に感動 「役名で呼んでくるなんてさすがコミケ」
  18. ^ “許されぬ大人の“純愛”描く「月下香」制作開始、主演は清瀬汐希と松井健太”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年3月2日). https://natalie.mu/eiga/news/467825 2022年3月3日閲覧。 
  19. ^ 日刊スポーツ(阿部祐二リポーター32年ぶりドラマレギュラー出演) 2019年10月9日 2020年3月12日閲覧。
  20. ^ “『家政夫のミタゾノ』黒木瞳、Travis Japan松倉海斗、山本舞香らゲスト“56人”一挙公開”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年8月25日). https://www.oricon.co.jp/news/2292175/full/ 2023年8月25日閲覧。 
  21. ^ 永尾まりや、世界初長編VRドラマでロボット役 「恥ずかしかった」シーン告白 |最新ニュース|eltha(エルザ)」『eltha』。2018年6月4日閲覧。

参考文献

  • 「人間ドキュメント「たかがリポーターされどリポーターなんです~阿部祐二」」『週刊女性』2024年9月17日号、主婦と生活社、2024年9月3日、36-42頁、 JAN 4910203630941 

外部リンク


阿部祐二(『スッキリ!!』リポーター)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 15:06 UTC 版)

ごくせん THE MOVIE」の記事における「阿部祐二(『スッキリ!!リポーター)」の解説

序盤で、成田国際空港において起きたハイジャック事件中継していた。

※この「阿部祐二(『スッキリ!!』リポーター)」の解説は、「ごくせん THE MOVIE」の解説の一部です。
「阿部祐二(『スッキリ!!』リポーター)」を含む「ごくせん THE MOVIE」の記事については、「ごくせん THE MOVIE」の概要を参照ください。

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