関連する大衆文化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 09:06 UTC 版)
「アメリカ合衆国51番目の州」の記事における「関連する大衆文化」の解説
『ケミカル51』は2001年のイギリスの映画であり、サミュエル・L・ジャクソンとロバート・カーライルを起用して1971年イギリスのリヴァプールを舞台にした。この映画はアメリカとイギリスの関係を戯画化している。カナダでこの映画が封切られる時、The 51st State という言葉に対するカナダ人の感情を考慮して題名が Formula 51 に変えられた。 アニメ『ザ・シンプソンズ』では、サウディ・イスラエリア(おそらくはサウジアラビアとイスラエルの組み合わせ)が、「フューチャードラマ」(Future-Drama) というエピソードの中で51番目の州と呼ばれている。 イギリスのロックバンドニューモデルアーミー (New Model Army (band)) による1986年のアルバム『ザ・ゴースト・オブ・ケーン』には、「51番目の州」(51st State) という曲が入っており、サッチャー首相時代のイギリスを扱っている。 イギリスのバンドザ・ザ (The The) の1986年のアルバム『インフェクテッド』の曲「ハートランド」は、「ここは合衆国の51番目の州」(This is the 51st state of the U.S.A.) を繰り返して終わる。 『51番目の州』(51st State) は、イギリスのジャーナリストのピーター・プレストン (Peter Preston) が1998年に出版した小説で、近未来のイギリスが欧州連合を離れて(4つのカントリーがそれぞれ)合衆国の51~54番目の州になる。ISBN 0-670-88326-3、邦訳 ISBN 4-488-25802-6。 アーサー・C・クラークとスティーヴン・バクスター共著の小説『過ぎ去りし日々の光』(The Light of Other Days) では、イギリスがアメリカに加わり、首相は知事となり、王室はオーストラリアに脱出する。ISBN 0-00-224704-6 (日本語訳 上:ISBN 4-15-011338-6 下:ISBN 4-15-011339-4 ) 『新スタートレック』の第2シーズンのエピソード「ホテル・ロイヤルの謎」(The Royale) では、廃墟の一角に52星旗が見られる。劇中ではどこが51番目と52番目の州であるか明かされないが、登場人物が「(その旗は)紀元2033年から2079年までの間だ」と言って、(他にも可能性は考えられるがおそらくは)2033年に52番目が、2079年に53番目が加入したことだけが示唆される。 アラン・ムーア作の劇画『ウォッチメン』はもう一つの歴史を描いており、アメリカがベトナム戦争に勝利してベトナムを併合し51番目の州にする。 1979年の映画『アメリカトン』(Americathon) は架空の(映画製作時点では未来にあたる)1998年を舞台にしており、イギリスは51番目の州になり、スーパーマーケット「セイフウェイ」のロゴがウェストミンスター宮殿の上に掛けられる。 マッド・アマノは、日本の自由民主党のポスターに「米国51番目の州」の語句を追加したパロディ作品を発表している。
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