鑑真

デジタル大辞泉

がんじん【鑑真】

読み方：がんじん

［688〜763］奈良時代の渡来僧。日本の律宗の祖。中国揚州（江蘇省）の人。渡日を志して五度失敗し、その間に失明したが、天平勝宝5年（753）来日。東大寺に初めて戒壇を設け、聖武上皇らの帰依を受け、唐招提寺(とうしょうだいじ)を創建して戒律の根本道場とした。大僧都(だいそうず)となり、大和上(だいわじょう)の号を受けた。渡来の事情は唐大和上東征伝(とうだいわじょうとうせいでん)に詳しい。

世界宗教用語大事典

がんじん 【鑑真】

唐の帰化僧。日本律宗の祖。中国揚州江陽県の人。入唐日本僧栄叡・普照らの要請で、授戒の師としての渡日を決意、五度の渡航を試みるも暴風・海賊の難などで失敗。その間失明したが初志をまげず、六度目にようやく成功して七五三（天平勝宝五）年来日した。以後、東大寺に戒壇院を建てて授戒の根本道場とし、唐招提寺を設けて戒律の教導に尽くし、天皇以下四四〇余人に授戒した。多くの仏典も将来している。過海大師。唐大和上。（六八八～七六三）→ 思託

短編小説作品名辞典

鑑真―信念の人

作者澤田ふじ子

収載図書風浪の海
出版社広済堂出版
刊行年月2001.11
シリーズ名広済堂文庫

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鑑真

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鑑真（がんじん、旧字体: 鑑眞、繁体字: 鑒真; 簡体字: 鉴真; 拼音: Jiàn zhēn、688年〈持統天皇2年〉 - 763年6月25日〈天保宝字7年5月6日〉）は、唐代の僧人。日本における律宗の開祖。俗姓は淳于。

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「鑑真」の例文・使い方・用例・文例

• 盧舎那仏坐像と他の仏像は５月31日から６月８日まで，鑑真の来日1250周年を記念し，一般に公開される。