鉄道にまつわるエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 23:23 UTC 版)
「特急田中3号」の記事における「鉄道にまつわるエピソード」の解説
目黒照美の出身地が茨城県土浦市という設定から、常磐線に関するものが頻繁に登場する。また、目黒照美を演じた栗山千明も茨城県土浦市出身である。なお、鹿児島県出身の渋谷琴音を演じた加藤ローサも鹿児島県出身ではあるが、北海道出身の小島理子を演じた平岩紙は大阪府出身で北海道弁の指導を受けた(公式サイトより)。 劇中に登場する携帯電話は、鉄道通信を前身とするソフトバンクモバイルの機種を使用している。ただし、KAT-TUNがNTTドコモの、栗山千明がパナソニックモバイルコミュニケーションズのCMに出演していた影響で、田中聖と栗山千明はNTTドコモの機種を使用している。なお、ソフトバンクモバイルは、番組のスポンサーになっていた。 劇中で桃山誠志が住んでいるマンションは、芝浦アイランドエアタワーである。このマンションは都電の車両工場跡地に建てられ、東京モノレール羽田線が軒先を掠め、島の南には東海道新幹線の大井基地に向かう回送線を新幹線車両が頻繁に行き来しているなど、鉄道にゆかりのあるマンションとなっている。 オープニングに登場する背景の電車は先頭の形状は0系(見方によっては100系にも似て見える)で、中間車などは485系に類似している。 第4話では、信越本線廃止区間(横川 - 軽井沢間)の路線を歩いていたが、本来は立ち入り禁止区間となっていて、碓氷峠鉄道文化むらの許可を得て、撮影した。第4話の次回予告の最後でも「旧信越本線の路線は立ち入り禁止区間です。今回は碓氷峠鉄道文化むらの許可を得て、撮影しました」というテロップが出ていた他、番組のwebサイトでも関連するページの全てに同様の注意書きがなされていた。 第5話の中で一郎や桃山が読んでいた雑誌が『鉄道ファン』から、架空の誌名である「鉄道Rail」に変わっている。しかし第10話では『鉄道ジャーナル』が登場している。 第6話に登場する桃山グループが経営するホテル「MOMOYAMA HOTEL」のロケ地「ホテルメトロポリタン丸の内」(2007年5月24日開業)は、JR東日本グループの日本ホテルが経営するホテルで、鉄道に関係があるホテルとなっている。 第8話に登場する風俗店が「電車サロン・北斗性」である。これは、寝台特急「北斗星」のパロディである。 照美の父親役である設楽統はかつて西武鉄道に就職し小手指駅の駅員だった。 最終話の中で出てきた北斗星のチケットは、乗車日が7月14日にも関わらず発行日が6月8日である(つまり本来の発売開始前に発行されている)。 都電荒川線では放送期間中、本作のラッピング車両が東京都交通局7000形電車を使用して運行されていた。
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